小学生が発信する海の未来!
2024年9月21日、全国の小学生が集結し、「第4回海洋インフォグラフィックコンテスト」が東京で開催されます。このコンテストは、一般社団法人海と日本プロジェクトin東京が主催し、小学生の視点から海の現状や問題を捉え、視覚的に表現することを目的としています。コンテストの準備はすでに進行中で、子供たちの「海の研究レポート」が5月から7月まで募集されました。その中から選ばれた10名の小学生は、プロのデザイナーと協力して、夏休みを利用してインフォグラフィックポスターを制作しました。
当日のイベントでは、岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さんと元テレビ東京アナウンサーの福田典子さんがMCを務め、参加者の小学生たちが研究レポートやインフォグラフィックについてプレゼンテーションを行います。これにより、最優秀賞が決定される予定です。参加者たちが選んだテーマとしては、「海洋ごみ」、「魚種交代」、「未利用魚」など、多岐にわたり、海に関する身近な課題について一緒に考える機会となります。また、会場内には過去のインフォグラフィック作品60点も展示され、訪れる人々が海の問題について理解を深めることができます。
この取り組みは、次世代への海の豊かさと美しさを引き継ぐための重要な活動であり、海を通じて人々がつながる機会を提供するものです。このプロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として進められています。
コンテストの詳細
「第4回海洋インフォグラフィックコンテスト」は、2024年9月21日(土)14:30から18:30まで、東京ポートシティ竹芝のポートホールで開催されます。参加申し込みや観覧に関する詳細は公式サイトで確認できます。
イベントプログラム
- - 14:00 開場
- - 14:30 コンテスト開始
1. 開会式・審査員紹介
2. 前半 5組(休憩10分)
3. 後半 5組
4. 審査会
5. 表彰式
入場は無料で、一般観覧者も参加可能です。観覧希望者は、事前に申し込みが必要です。
インフォグラフィックとは
インフォグラフィックとは、複雑な情報を視覚的にわかりやすく伝える手法です。海洋インフォグラフィックコンテストでは、ビジュアルデザインを通じて海洋問題に対する興味を喚起し、情報を視覚的に結びつけることを目指しています。
MCの紹介
岸壁幼魚採集家であり、タレントとしても活動する鈴木さんは、幼少期から魚に親しみ、学習院大学大学院で観賞魚の癒し効果を研究。現在は北里大学大学院で稚魚の生活史を研究しています。
元テレビ東京アナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活動する福田さんは、海に関するナレーションも行っています。
参加者の活動
デザインを担当するプロデザイナーとの連携を通じ、10名の小学生たちは、約1ヶ月間にわたり、スプレッドシートを活用したやりとりやオンライン制作面談を行いながら、インフォグラフィックの作品を制作しました。コンテスト当日は、自分たちの研究成果とデザインをプレゼンテーションし、観客と審査員にその思いを伝えます。
昨年度の作品は、全国で展示されたり、トイレットペーパーや紙ファイルとしても人工物へと昇華されました。本年度も同様の展示や密着取材を通じて、作品がさらなる形で活用される予定です。
海の未来を担う子供たちの挑戦と、それを支える人々の熱意が集まるこのイベントをぜひ楽しみにしてください。
詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください:
海と日本プロジェクト