野村不動産とゴーレムの新たな取り組み
東京都港区に本拠を置く野村不動産ホールディングス株式会社と、データプラットフォームを運営する株式会社ゴーレムが、建物建設におけるCO2排出量をAI技術を用いて自動的に算出するシステム「Gorlem CO2」を導入することを発表しました。
サステナビリティへの挑戦
この取り組みは、方向性として2050年に向けたサステナビリティポリシー「Earth Pride-地球をつなぐ-」を掲げる野村不動産グループの一環です。同グループは、2030年までの優先的な課題として「脱炭素」「ダイバーシティ&インクルージョン」「人権」「生物多様性」「サーキュラーデザイン」の5つの分野を設定しており、特に脱炭素は建設業界全体の課題の一つとされています。
建築業界は全産業のCO2排出量の約1/3を占めるため、特に建物のライフサイクル全体で発生するCO2量の可視化は急務です。新たに導入される本システムは、材料調達から施工後の使用、さらに解体・廃棄の各段階までのCO2排出を正確に算定することができる画期的な技術です。
Gorlem CO2の機能
「Gorlem CO2」システムの最大の特徴は、これまで専門知識を持つ技術者が手作業で行っていたCO2排出量の算出プロセスを自動化した点です。これにより大幅な作業時間の短縮が可能となり、誰でも簡単に、かつ正確にCO2排出量を算定できるようになります。さらにこのシステムは、建設業者ごとに異なる書式のデータを読み取り、業務の運用に支障をきたさずにデータ処理の効率化を図ることができます。
今後の展望
野村不動産ホールディングスとゴーレムは、今後「Gorlem CO2」を通じてCO2排出量の算出業務の効率化をさらに推進する予定です。具体的には、CO2削減のための新たな施策の立案や実行を行い、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指しています。
また、CO2排出量算定業務以外にも業務の自動化を進め、人手不足や専門的知識が要求される領域で生産性を向上させる積極的な取り組みを行っていく方針です。
野村不動産グループの紹介
野村不動産ホールディングス株式会社
- - 本社所在地: 東京都港区芝浦一丁目1番1号 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
- - 代表者: 新井 聡
- - 事業内容: グループ会社の管理及び経営指導
野村不動産株式会社
- - 本社所在地: 東京都港区芝浦一丁目1番1号 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
- - 代表者: 松尾 大作
- - 事業内容: マンション分譲、戸建分譲、投資・開発など
株式会社ゴーレム
- - 本社所在地: 東京都千代田区一番町15番21
- - 代表者: 野村 大輔
- - 事業内容: DXプロダクトの開発及び運用、建設業界のデジタル支援
新しい取り組みを展開することで、持続可能な社会の実現に向けて、前向きな歩みを続ける両社の活躍に期待が寄せられています。