クラウドファンディングで完結を目指す漫画『紫電改343』
太平洋戦争末期、日本本土防衛の切り札として編成された第三四三海軍航空隊。その若きパイロットたちの生き様を描いた漫画『紫電改343』が、クラウドファンディングによって完結を目指すことになりました。
作者の須本壮一氏は、敗戦濃厚な状況下で、祖国を守るために戦った若者たちの魂の記録を描き続けました。単行本は9巻まで発行されましたが、掲載誌の休刊により、物語は未完のまま終わってしまう危機に瀕していました。
しかし、残された物語を描ききりたいという強い思いから、須本氏はクラウドファンディングに挑戦。目標金額は1200万円に設定され、期間は2023年1月14日から3月14日までです。
支援者へのリターンは多岐に渡り、スマートフォンやPCで閲覧できるデジタル版漫画(35ページ前後、全12回配信)、紙媒体の書籍版漫画(140ページ前後、年3回)、そして、特製フルカラー画集、生原稿、キャンバスアートなど、多様な特典を用意しています。支援額に応じて入手できる特典の内容も変化します。
須本壮一氏は、1980年に『週刊少年サンデー』新人コミック大賞佳作でデビュー。北朝鮮拉致問題を描いた『奪還』『めぐみ』や、戦記漫画『夢幻の軍艦大和』など、多くの作品を発表しており、百田尚樹氏原作『永遠の0』『海賊とよばれた男』のコミカライズ作画も担当しました。また、子ども達の笑顔を支援するNPO団体ビースマイルプロジェクトの代表理事も務めています。
『紫電改343』は、戦争という極限状況下で生きた若者たちの、希望と絶望、そして、揺るぎない信念を描いた作品です。クラウドファンディングは、この感動的な物語を完結させるための、大きな一歩となります。
このプロジェクトを通して、多くの人が戦争の残酷さと、それでも前を向いて生きようとした人々の強さを改めて知る機会となるでしょう。支援者には、作品への感謝とともに、完成した物語をいち早く手にできるという喜びが待っています。
プロジェクト概要
プロジェクト名:「漫画『紫電改343』若きパイロットたちの熱き闘いのエンディングを届けたい!!」
期間:2023年1月14日~3月14日
目標金額:12,000,000円
支援方法:クラウドファンディングサイトCAMPFIRE
* リターン:デジタル版漫画、書籍版漫画、特製フルカラー画集、生原稿、キャンバスアートなど
お問い合わせ
須本壮一事務所
担当者名:藤田
Email:
[email protected]
この機会に、ぜひ『紫電改343』の完結を支援し、戦争を生き抜いた若者たちの物語に触れてみてください。