神戸のブルゴーニュワイン専門店「クリマ」がオープン！厳選ワインを楽しむ新拠点

神戸のブルゴーニュワイン専門店「クリマ」が誕生

神戸市に新たにオープンしたブルゴーニュワインが専門の店舗「クリマ」。このお店は、特にブルゴーニュワインに特化した商品ラインナップとサービスを提供しており、ワインの魅力を存分に楽しむことができる場所です。オープン日は2023年7月14日で、ワイン好きにはたまらない新スポットとして注目を集めています。

専門性の高いワイン選び

「クリマ」では、ブルゴーニュワインの選び方が一新されました。地域、村、格付け、価格など、さまざまな条件でワインを簡単に検索できるシステムを導入しています。これにより、ワイン初心者でも自分にぴったりの一本を見つけやすくなっています。さらに、20年以上のレストラン経験を持つシニアソムリエが選んだ入門ワインや特集ページもあり、誰でも手軽に質の高いワインを楽しむことができるよう配慮されています。

深い知識を得るコラム

ワインのことをもっと深く知りたい方々に向けて、ブルゴーニュワインに関するコラムも充実しています。地域の魅力や歴史、ぶどうの品種についての知識を深めるためのコンテンツが揃い、ワイン愛好者のためのリソースが用意されています。これを通じて、ブルゴーニュワインをさらに好きになれることでしょう。

食品やワイングッズの取り扱い

「クリマ」ではブルゴーニュワインだけでなく、フランス産のリエットや缶詰など、ワインに合う食品やワイングッズも取り扱っています。これにより、ワインと一緒に楽しむ料理やアイテムが手に入るため、より豊かなワインライフを提案しています。

100年を超える歴史を持つ今井商店

「クリマ」の背後には、神戸の今井商店があります。この商店は明治38年に設立され、117年もの長い歴史を誇っています。戦後、いち早く洋酒の輸入販売を手がけ、昭和54年からは本格的なワインの輸入販売を開始。当初から品質の高さにこだわり続けてきた実績ある店舗です。

現在、港神戸のポートアイランドに新たに設けた業務用拠点「コウベワインセラーPORT」では、広がりゆくワイン需要に応えるため、常時5,000種類、70,000本のワインを保管しています。業務用に関しても、関西のホテルやレストランに定期的にワインを供給しています。

ショップ名「クリマ」の由来

ショップ名「クリマ」は、フランスのブルゴーニュワインにおける特定の地理的区画を意味します。この地域は2015年にユネスコ世界遺産に登録されており、その特有の土壌と気候で育まれたぶどうの魅力を伝えたいと考え、この名が付けられました。ブランドとしての思いは、単なる商品の販売にとどまらず、ブルゴーニュワインの文化と美を広めることにあります。

デザインとセラー管理

「クリマ」では、株式会社TCDの山田崇雄CEOによるオリジナルロゴデザインが施されています。ブルゴーニュのカラーを取り入れたトリコロールのデザインが特徴で、この地域の情緒と複雑さを表現しています。また、自社のワインセラーには1万本のブルゴーニュワインが保管されており、15℃前後の最適温度でワインの熟成を管理。常に新しいワインと貴重なバック・ヴィンテージが揃えられています。

今井商店とロマネ・コンティの関係

今井商店は、ブルゴーニュと長年の関係があり、代表の今井拓雄氏は著名なワイナリー「ロマネ・コンティ」の経営者との深い信頼関係を築いてきました。1999年には神戸ワインサロン主催のチャリティ・オークションに協力し、サンヴィヴァン修道院の修復保存活動に寄付を行うなど、ブルゴーニュワインへの情熱を持ち続けています。