エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのインターンシッププログラム
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンが新たに長期インターンシップの募集を始め、それにより次世代エンジニアの育成に注力しています。このプログラムは、航空宇宙業界でのキャリアを目指す学生に対し、グローバルに展開するヘリコプターエンジニアリングの現場で実務経験を積む機会を提供することが特徴です。
インターンシップの概要
インターンシップは、神戸空港事業所のエンジニアリング部門で行われ、ヘリコプターの整備や改造、技術支援など、さまざまな業務に学生が取り組むことができます。参加条件は、機械や電気、電子、航空宇宙、工学系の学科を専攻する大学2・3年生または修士1年生です。インターンシップの期間は1カ月以上2カ月未満となっており、時給は1,350円。交通費に関しては関西圏内であれば実費支給されるほか、会社バスの利用も可能ですが、宿泊費は自己負担となります。応募の詳細はエアバス・ヘリコプターズの公式ウェブサイトから確認できます。
インターンシップがもたらす価値
実際にプログラムに参加した学生の声を紹介します。大阪公立大学の吉田瑠梨香さんは、航空宇宙産業への憧れからこのインターンシップに応募したといいます。彼女は学んできた座学の内容が実務でどのように活かされるのかを理解したく、エアバス・ヘリコプターズの仕事を身近で体験することで、自身の将来に対する具体的な目標を持つことができたと語ります。
参加中の吉田さんは、H160に関する電子フライトマニュアルの作成補助やSATCOMアンテナの設置に関する提案資料作成など、実際のプロジェクトに携わる機会を得ました。これにより、学んできた知識を実務に活かしつつ、新たな技術にも挑戦することができたと振り返ります。
学びのプロセス
彼女が特に印象に残ったことは、「知識を現場で使える形に昇華させる」プロセスを経験できた点です。具体的には、3Dスキャナーを用いて部品データを収集したり、CADを利用して設計を行い、3Dプリンターでの出力など、設計から製造までの一連の流れを体験しました。このような実務経験を通じて、学生時代には得られなかった知識を実践的に学ぶことができたといいます。
また、彼女は多くの会議やe-learningにも参加し、ヘリコプターに関する専門知識や、多様な国やプロジェクトの進行方法についても学ぶことができたとのことです。
企業文化と今後のキャリア
インターンシップの中で吉田さんが感じたエアバス・ヘリコプターズの企業文化は、想像以上に柔軟でフラットなコミュニケーション環境が整っていることでした。上司と部下の壁が薄く、意見交換が自由にできる文化の中で、多くの学びを得られると彼女は述べています。
今後は、航空宇宙分野でのキャリアを築きたいというスチューデントの夢がより強固になったことを感じており、語学力や質問力などのスキルをさらに磨いていきたいと考えているようです。将来的には、今回のインターンシップで得た経験や知識を生かして、グローバルな環境で活躍したいと希望しているとのことです。
エアバス・ヘリコプターズの長期インターンシッププログラムは、次世代の航空宇宙技術者を育成するための重要なステップであり、学生たちに貴重な経験を提供しています。この機会を通じて、学生の皆さんが自らのキャリアビジョンを実現するきっかけとなることを期待しています。