思い出放送局の始動
2025-10-15 08:12:26

高齢者に寄り添う新映像サービス「思い出放送局」が始動

新たな映像サービス「思い出放送局」



有限会社ラストが新たに開始した「思い出放送局」は、外出が難しい高齢者や認知症の方々、さらにはその家族のための映像制作・配信サービスです。このサービスでは、懐かしい街並みや家族の思い出、お墓参りなど、利用者の心に寄り添った映像体験を提供します。

日本は高齢化社会が進んでおり、2025年には65歳以上の人口が全体の約3割に達すると予測されています。この背景には、認知症患者の増加があり、家族や介護現場で孤独感を抱える高齢者が増えています。この現状を受けて、「思い出放送局」は誕生しました。

高齢者のための映像制作の背景



有限会社ラストの代表、森田博氏は、自身の親の介護経験をもとに「高齢者の心に寄り添えるサービス」として「思い出放送局」を立ち上げました。昔の思い出や懐かしい光景が、高齢者にとって大きな心の支えとなることを実感し、また同時に、そうした思い出を家族と分かち合うことの大切さを痛感しました。

このサービスの特徴は、映像が単なる記録ではなく、視聴者とのコミュニケーションを生み出す内容になるよう工夫されています。例えば、利用者からの「もう一度見たい」といった要望に応じた映像制作を行うことで、懐かしい場所や家族との大切な時間を再現し、その体験を通じて利用者とその家族の絆を強めようとしています。

お墓参り代行サービスの導入



最近は「お墓参りに行きたくても行けない」といった声が多く聞かれます。特にお盆や年末年始の時期は、交通機関が混雑し、また費用も高騰するために、家族が集まる機会が減少しています。そのため、「思い出放送局」ではお墓参りの代行サービスも導入し、リアルタイム中継を行い、利用者がその場に居るかのような体験を提供します。

この取り組みは、合掌の時間をしっかり設け、必要に応じて住職による読経の対応も行います。お布施の代行も可能で、利用者の宗教的・精神的なニーズにも配慮されています。

利用者のペースに合わせた映像体験



「思い出放送局」では、映像制作にあたり、一般的な映像作品に比べ、写真ごとの表示時間を長めに設定しています。これにより、利用者がじっくりと写真を眺め、思い出を語る時間を大切にしています。特に認知症の方々には、映像のペースが速すぎると混乱の原因となるため、慎重に編集が行われています。

また、お盆やお彼岸といった混雑期には、利用者が柔軟に対応できるよう配慮し、なるべく負担軽減に努めています。

今後の展望と利用方法



有限会社ラストは、今後も利用者やご家族の声に耳を傾け、より多様なニーズに応えるサービスの拡充を目指しています。さらに、公式サイトを通じて簡単に申し込めるECサイトを設け、クレジットカードでの支払いにも対応しています。

「思い出放送局」を通じて、社会貢献を果たすと共に、リーズナブルにサービスを提供することで、利用者の心のケアに努めていく予定です。

公式サイトやYouTubeチャンネルも活用し、日本社会において重要な取り組みが広がることを願ってやみません。

会社情報

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有限会社ラスト
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