鈴木常吉名盤「ぜいご」がアナログLPとしてついに登場！

鈴木常吉の名盤「ぜいご」が初めてのアナログレコード化

日本の音楽シーンで特別な存在感を持つ鈴木常吉。その2006年の名作「ぜいご」が、2023年に180gの重量盤2LPとして完全限定でアナログ化されることが発表されました。このニュースは多くのファンにとって待望のものであり、レコード愛好家にとっても見逃せないアイテムとなっています。

アルバム「ぜいご」の魅力

「ぜいご」は鈴木常吉が放つ個性的な歌声と深い詞が印象的なアルバムです。特に、深夜食堂のオープニングや挿入歌として使われた『思ひで』は、多くの人々の心に残る名曲です。この曲に関しては、アメリカの注目アーティスト、リアノン・ギデンズが日本語でカバーしたことでも話題になりました。彼女の表現力もまた、多くのリスナーを魅了しました。

アルバム内容と参加ミュージシャン

今回のアナログ盤には、全14曲が収められており、各トラックは鈴木常吉の深い感情と音楽スタイルを反映しています。具体的には、1stディスクには『疫病の神』や『アカヒゲ』などが収録され、2ndディスクでは『思ひで』や『お茶碗』が含まれています。

演奏メンバーも豪華で、鈴木常吉の歌とギターに加え、中尾勘二のクラリネットやアコーディオン、関島岳郎のチューバなど、多様な楽器が織り成す音楽が世代を超えて愛されています。プロデューサーの中尾勘二やデザインを手がけた藤原邦久によるビジュアルも注目のポイントです。

鈴木常吉の歩み

鈴木常吉は、1954年に東京都足立区で生まれました。80年代にはセメントミキサーズに参加し、音楽キャリアをスタート。彼の音楽スタイルは多岐にわたり、ソロ活動へと展開していきました。「ぜいご」リリース後も、ソロ活動や他アーティストとのコラボレーションを通じて、国内外で広く認知されています。

アナログ盤の仕様と販売

今回のアナログ盤は180g重量盤の黒盤仕様で、税込価格は6,600円。ファンにとって特別なコレクションとなるこのアイテムは、VINYL BUGやしゃぼん玉レコードから発売され、東洋化成ディストリビューションが販売を行います。

また、商品はオンラインで予約可能で、ディスクユニオンやHMV、タワーレコードなどのサイトで購入できます。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。