MUFGの工芸プロジェクト、若手作家支援の新たなる挑戦「KOGEI ARTISTS LEAGUE」

MUFGが若手工芸作家を支援する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）は、工芸の伝統を保持しつつ、革新を支援する「MUFG工芸プロジェクト」の一環として、若手作家のための展示と販売の機会を提供する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」を開催しました。このプロジェクトは、急速に変化する現代において工芸文化を継承し、次世代の作品発表を激しく後押しすることを目標としています。

「KOGEI ARTISTS LEAGUE」は、2024年で2年目を迎えるこのプロジェクトの最終選考会が次の主要イベントとして、2025年の東京・日本橋三越本店で行われる展示会へ参加する22名のファイナリストを選出するために、33名の応募者が書類選考を経て臨みました。

選考会の様子

最終選考会は2024年3月24日と25日の2日間、書類選考を通過した31名の作家が自らの作品をプレゼンテーションする形式で行われました。著名な工芸作家である秋元雄史東京藝術大学名誉教授をはじめ、13名のサポーターが参加し、作家との間での熱いディスカッションが繰り広げられました。サポーターからは、貴重なアドバイスや激励が寄せられ、参加者の意欲をさらにかき立てるような心温まる交流がありました。

期待される若手作家たち

懇親会では、応募作家たちは積極的にサポーターに声をかけており、先輩作家たちとの関係を深める機会が多く見受けられました。秋元氏は「応募者には、一つひとつの作品にこだわりながら、自分を信じて、正直に制作に取り組むことで、自身のキャリアを築いていくことを期待しています」と述べました。

ファイナリストの発表

最終選考を経て選ばれた22名のファイナリストには、2025年8月に開催予定の展示販売会への参加が贈られました。この展示の準備は、ファイナリスト各自が自らのスタイルや技術を発信する貴重な場となります。

ファイナリストたちの作品は、伝統的な工芸技術を用いながらさまざまな革新を表現しており、サポーターによる各作家のコメントを通じて、その魅力が伝えられています。作品やその背後にあるストーリーが受け継がれていくことは、工芸の未来にも大きな影響を与えることでしょう。

MUFG工芸プロジェクトは、これからも工芸の「伝統と革新」を支援していき、多くの作家が次なる活動に向けてのインスピレーションを得られることを期待しています。