地元銀行向け「Mapion Biz」店舗検索サービス、業界トップシェアを達成

地元銀行向け「Mapion Biz」とは

株式会社ONE COMPATH（ワン・コンパス）が手掛ける「Mapion Biz」は、法人向けに提供される地図ソリューションです。特に地方銀行のニーズに応じたカスタマイズが可能で、2025年の業界調査では店舗検索サービスが50%の市場シェアを誇ると報告されています。

地図ASPサービスの強み

「Mapion Biz」は、過去20年以上にわたり地図検索サービスを担ってきた「Mapion」を基盤にしています。企業の店舗情報を一元管理し、ユーザーがその企業のサイト上で簡単に店舗の位置や営業時間を確認できる柔軟性が魅力。スマートフォンの普及が進む中で、モバイルファーストのデザインを採用しているため、どのデバイスからでも同じ情報を提供できるのも大きな強みです。

ニーズに応じたカスタマイズ

金融機関ごとに異なる課題や地域特性を反映したカスタマイズが可能です。たとえば、ブランドイメージに合わせたUI設計や、災害時の店舗・ATM稼働状況の表示機能が挙げられます。このように、MAPION Bizは「使いたい情報」を的確に伝えることができます。地域特性に応じたオリジナル地図の導入も可能で、市区町村単位での検索を容易にします。

実績と顧客の声

すでに多くの地方銀行が「店舗検索サービス」を採用しており、顧客から高い評価を受けています。千葉銀行では、約10年ぶりにサービスをリニューアルし、利用者が店舗で利用できるサービスをアイコン化することで視認性が向上。北洋銀行でも、道民に親しみやすい検索UIを採用し、災害時の情報提供を迅速に行える仕組みを導入しました。

高い運用実績

2023年以降、静岡銀行や常陽銀行など多くの地方銀行が新たに「Mapion Biz」を導入。これまでの実績を基に、金融機関特有のニーズにも柔軟に対応し続けています。ONE COMPATHは、2028年までに導入銀行のシェア率を80%に引き上げる計画を掲げており、その一環としてさらなる機能拡充やサービス品質の向上に取り組んでいます。

利用者の利便性向上を目指して

ONE COMPATHの目指すのは、金融機関とその利用者にとって「使いやすく、分かりやすい」店舗検索体験の提供です。月間1,200万人が利用する「Mapion」を背景に、現代のニーズに応え続ける「Mapion Biz」の今後に期待が高まります。地域銀行の情報発信がさらに進むことで、ユーザーの利便性が向上し、地域経済への貢献にもつながることでしょう。