ドライテック受賞
2020-10-30 13:00:03
地球に優しい舗装材「ドライテック」がグッドデザイン金賞を受賞!
地球に優しい舗装材「ドライテック」の魅力
最近、注目を集めているのが、山梨県の株式会社フッコーと静岡県の有限会社長岡生コンクリートが共同開発した高性能透水性舗装材「ドライテック」です。このたび、2020年度のグッドデザイン金賞を受賞したこの製品は、環境問題への取り組みと社会貢献を兼ね備えた素晴らしいデザインとして評価されました。
グッドデザイン金賞とは?
グッドデザイン金賞は、グッドデザイン・ベスト100の中から選出され、社会的な課題に対する有効なアプローチや持続可能性を考慮したデザインの優れたものに贈られます。今年度の受賞は、デザイン批評家や各界の専門家によって厳正に評価されたQベストの一つとして名を刻みました。"ドライテック"は、そのデザインが持つ高い完成度と将来的な提案能力を認められました。
環境対策が求められる時代
近年、温暖化問題やゲリラ豪雨に悩まされる日本では、環境対策の重要性が高まっています。特に、2030年までに達成が求められるSDGs(持続可能な開発目標)のゴールに向けた取り組みは急務であり、建材業界でもサステナブルな選択肢が求められています。そんな中で誕生したのが「ドライテック」です。
「ドライテック」とは?
「ドライテック」は、雨水を地中に浸透させる高性能土間コンクリートです。内部には連続した空隙を持つポーラス構造を採用し、高い透水性を持ちながら、表面強度や曲げ強度にも優れています。これにより、従来の透水性舗装材にはない、強度と耐候性を持ち合わせています。
特筆すべきは、共同開発した無機系バインダーによって、夏場の地表温度をアスファルト舗装と比較して約10℃も低減する保水機能を持つことです。これにより、気温の上昇を抑えることができ、都市のヒートアイランド現象の改善にも貢献します。
さまざまな活用法
「ドライテック」は、その特性ゆえに一般住宅や公共施設のさまざまなシーンで活用されています。例えば、カーポートや犬走などの小スペースの施工も可能で、また公共の駐車場や公園内の遊歩道など幅広い用途が期待されています。全国供給ネットワークを持つため、地域を問わず利用することができ、心のこもった街づくりに貢献しています。
未来への展望
「ドライテック」は、環境に優しい素材を用いることで、サステナブルなエクステリア建材の普及を目指しています。未来の街づくり、家づくりにおいて、自然と調和し共生することが求められている今、同社はこれからも持続可能な開発目標に従い、エコロジーな社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。この新たな舗装材がもたらす社会への影響は、これからの時代を彩る重要な要素となるでしょう。
この「ドライテック」を通じて、新しい時代の建材選びの選択肢を広げ、持続可能な未来を共に作り上げていきましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社フッコー
- 住所
- 山梨県笛吹市御坂町下黒駒1611
- 電話番号
-
055-262-2111