e-dashが大田区のCO2排出量削減に挑む
e-dash株式会社が、東京都大田区からの業務委託を受け、区内20社のCO2排出量の可視化と削減を支援する取り組みが始まります。これは2024年度に続く2年連続の受託事業です。この施策は、大田区が掲げる「ゼロカーボンシティ」の実現を目指す重要な一環となります。
大田区の環境への取り組み
大田区は2022年にゼロカーボンシティを表明し、区民が気候変動対策に取り組む「区民運動おおたクールアクション」を推進しています。区内のCO2排出量を分析したところ、家庭からの排出が35.8%を占める一方、業務部門が34.7%、産業部門が10.1%を占めており、企業が全体の44.8%を占めることが分かりました。このため、区内の企業が脱炭素化を進めることが急務となっています。
その中で、e-dashは昨年度の実績を活かし、企業の脱炭素化を支援することを目的として「CO2可視化システム導入事業」を運営します。この取り組みにより、企業は自社の排出量を把握し、削減に向けた第一歩を踏み出すことができます。
CO2排出量の可視化と削減支援
本事業では、大田区内の先着20社を対象に、2026年1月末まで「e-dash」を活用したCO2排出量の算定および可視化支援が行われます。可視化されたデータに基づき、各企業に対して削減目標の設定や具体的な提案が行われ、支援はすべて無料で提供されます。
参加企業は、まず電気やガスの請求書をアップロードするだけで、自社のCO2排出量を簡単かつ正確に算定できます。これにより、専門知識を持たない企業でも気軽に脱炭素化に取り組むことが可能となります。
具体的な削減施策の提案
CO2排出量の可視化が完了次第、e-dashの専門家が各企業と連携し、削減に向けた具体的な取り組みをサポートします。省エネ機器の導入、太陽光発電の設置、カーボン・クレジットの活用など、企業の特性に応じた最適な施策が提案される予定です。この協力を通じて、052年のカーボンニュートラルの達成にも貢献することを目指します。
今後の展望
e-dash株式会社は、企業のCO2排出量削減を支援するプラットフォームとして成長を続けています。大田区内企業の脱炭素化推進に向け、地域金融機関との連携や、全国11の自治体からの委託を受けた経験を通じて得た知見を最大限に活かす姿勢で取り組んでいきます。
脱炭素化への第一歩を共に踏み出しましょう。詳細な情報やオンライン説明会の申し込みはe-dashの公式サイトにて確認できます。
お問い合わせ
e-dash株式会社へのお問い合わせは、広報担当のメール(
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