ルームクリップ株式会社が運営するRoomClip住文化研究所の研究員である竹内優が、株式会社PFUが主催する「SCAN to AI 価値創造アイデアコンテスト」の子育て部門に審査員として就任しました。このコンテストは“紙とAI”を組み合わせた新たな価値を創出するアイデアを募るもので、竹内は生活者の視点から得た知識を活かして審査に臨む予定です。
就任の背景
竹内は、家庭や育児の現場でスマートに活用できるツールとして注目されているイメージスキャナー「ScanSnap」の利点に着目しています。このデバイスは、写真や手書きのメモなどをスキャンし、AI技術と連携することで“思い出”や“記録”をより取り扱いやすくする手段を提供しています。RoomClip住文化研究所は、こうした道具やサービスが生活者に与える影響をデータに基づいて研究しており、竹内はその成果を踏まえて審査を行います。
生活者視点でのアイデア提案
今回のアイデアコンテストでは、育児における日常的な課題やその解決に向けたアイデアを、生活者の視点とテクノロジーへの理解をもって評価します。たとえば、家庭内での紙の情報の整理方法や子どもの作品、思い出をデジタル化する方法など、生活者が直面する問題に対しての解決策が求められています。竹内は、こうした日常の工夫やテクノロジーを融合させることで、暮らしをより豊かにする新たな価値を引き出せると考えています。
コンテスト参加の意義
本コンテストは、生活に根差したAIの活用可能性を探求することを目的としており、生活者のリアルな行動や価値観に基づいた深い知見が期待されています。参加者は、経験を活かしてアイデアを提案し、審査員である竹内とともに新しい価値の創出に貢献する機会を得ることができます。
竹内のコメント
竹内は、RoomClipのビジョンである「人と人、人と企業がつながる住生活の新しい産業と文化を築く」という目標の延長として、このコンテストの意義を強調しています。また、彼自身の子育て生活の中でスキャナーの便利さを実感しており、特に家族がいる方々にこのツールを勧めたいと考えています。彼は、AIを当たり前に生活に取り入れる日常が進化することを楽しみにしており、アイデア募集がどのような成果をもたらすのか期待しています。
SCAN to AI コンテストの詳細
「SCAN to AI 価値創造アイデアコンテスト」では、紙で保管されている契約書やメモ、名刺など、生活やビジネスに関連した情報をどのようにAIと融合させて新たな価値を見出すかを競います。アイデアを持っているすべての人に参加のチャンスがあり、応募方法はオンラインフォームから非常に簡単です。さらに、賞金総額100万円を用意し、複数のカテゴリーで優秀なアイデアを表彰する体制も整っています。
若干の興味を持った方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。竹内の活躍を通じて、私たちの日常にも新たな視点が加わることを期待しています。