エベラール日本進出
2021-08-03 13:00:40
スイスの老舗時計メゾン・エベラール、日本市場への進出を発表
スイス老舗時計メゾン『エベラール』が日本市場に進出
スイスを代表する時計ブランド『エベラール』が、日本市場へ本格上陸するためのパートナーシップを結びました。この動きは、2021年7月16日、東京虎ノ門で行われた記者会見で発表され、駐日スイス連邦大使アンドレアス・バオム閣下が立ち会う中、契約が締結されました。
記者会見では、スイス本社からの中継も行われ、エベラールのマネージング・ディレクター、マリオ・ペゼリコ氏が、ブランドの持つ理念について語りました。「エベラールは、135年の歴史の中で、品質への妥協を許さず、常に革新を追求してきました。私たちの新たなパートナーシップである『オフィス麦野』と共に、日本における存在感を一層強化していくつもりです。」
エベラールの魅力と歴史
エベラールは1887年に創業されて以来、リスト・クロノグラフの先駆者であり、特に1930年代にはイタリア海軍将校の公式時計に認定されています。また、同社の時計は著名なモーターレーサーであるタツィオ・ヌヴォラーリの愛用品としても知られ、エグゼクティブ層を中心に高い支持を受けています。
エベラールの代表作には、世界初の8日間パワーリザーブを誇る「8ジュール」と、特許取得済みで4つのインダイヤルを搭載する「クロノ 4」があります。これらの時計はその独自のメカニズムで高い評価を受け、コレクターたちには欠かせない一品となっています。
日本市場への期待
『オフィス麦野』は、日本市場に精通したディストリビューターで、数多くの高級ブランドの成功に寄与してきた実績があります。麦野氏は「日本におけるエベラールの戦略的展開に向けて、私たちの知識とネットワークを駆使してサポートします」とコメント。エベラールとオフィス麦野とのコラボレーションが、長期的な成功につながることを期待しています。
さらに、エベラールは2021年に「クロノ 4」の20周年を迎え、新モデルを発表する予定です。この新作は、日本の消費者のニーズへ応えるために設計され、さらなるブランドの認知度向上に寄与することでしょう。
エベラールとオフィス麦野の協力
このパートナーシップにおいて、両者は日本市場に最適な流通網の構築や、ターゲットに応じたコミュニケーション戦略の立案に取り組む予定です。『オフィス麦野』が持つ高級時計流通の専門性を活かし、エベラールのブランド価値を維持しつつ、日本市場における認知度を高めていく狙いがあります。
エベラールの新たな挑戦は、スイスの時計業界を象徴するブランドの日本市場における存在感を確立し、消費者に対してより直接的なアプローチを実現するものです。今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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オフィス麦野
- 住所
- 東京都品川区上大崎2-2-6
- 電話番号
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03-5422-8087