SANUとベネフィット・ワンの提携
株式会社SANU(東京・目黒区)と株式会社ベネフィット・ワン(東京・新宿区)が新たに業務提携を結び、会員数約1,350万人を誇る「ベネフィット・ステーション」を通じて、法人向け会員制宿泊サービス「SANU 2nd Home for Business(サヌ セカンドホーム フォー ビジネス)」の販売を開始することが発表されました。
提携を通じた新しい福利厚生の構築
この提携の背景には、近年、日本企業で社員の健康管理に関する意識が高まっていることがあります。慢性的なストレスや過労の影響で、精神障害による労災請求件数は増加の一途を辿っています。このような現状を受け、心身のリカバリーを支援するため、自然環境を活用した福利厚生が求められています。
自然でのリカバリーの重要性
最近の研究では、自然の中での過ごし方が心身の健康に与える好影響が示されており、例えば、英国の国民保健サービス(NHS)は、医師が患者に自然体験を勧める「社会的処方」を実施しています。また、日本でも自然体験の機会が減少しており、特に宿泊施設の高騰や物価上昇により、ビジネスパーソンが自然の中でリフレッシュすることが難しくなっています。
SANU 2nd Homeとは?
「SANU 2nd Home for Business」は、法人向けの宿泊サブスクリプションサービスで、全国各地に展開される自然環境に恵まれた拠点での滞在を可能にします。これまでの保養所に代わる新たなリカバリー施設の形で、従業員は既存のプラットフォームを介して予約し、利用できるようになります。特に、企業の大きさに関わらず、すべての従業員が手軽に自然の中でリフレッシュできる環境が整えられています。
利用メリット
サービス開始から3年で300社以上に導入され、利用者満足度は94%に達しています。企業は初期投資をせずに、全国36拠点(2026年5月時点)の自然に囲まれた「もうひとつの家」を利用でき、アプリ一つで簡単に予約から利用までの手続きが行えます。
福利厚生の進化
SANUとベネフィット・ワンによる今提携では、従来の「保養所」のイメージを超え、「自然を活用する新しい福利厚生の形」を提供します。具体的には、企業の「もうひとつの家」を共有資産として利用し、すべての社員に開放します。これにより、企業は、固定資産リスクを軽減しつつ、福利厚生施策を充実させることが可能になります。
社会貢献としての側面
SANU 2nd Homeの利用は、地域への経済的な貢献だけでなく、利用そのものが自然環境を豊かにする手助けにもなります。宿泊することで得られる地域のつながりは、ただの一時的な観光を超え、社外との関係を強化するきっかけにもなります。
まとめ
SANU 2nd Home for Businessの提供開始により、企業の福利厚生の在り方が大きく変わることが期待されます。自然の中でのリカバリーを通じ、心身ともにリフレッシュ出来るこのサービスは、従業員の健康管理と企業の生産性向上を両立させる新たな一手です。今後もSANUとベネフィット・ワンは、この構想を実現し、数多くの企業に深い影響を与えることを目指していきます。