神経疾患に関する無料医療講演会開催のお知らせ
日本の医療において、脊髄小脳変性症や多系統萎縮症といった神経疾患の理解はますます重要になっています。そんな中、認定NPO法人 全国SCD・MSA友の会は、2025年9月15日(月・祝)に「多系統萎縮症の克服に向けて」というテーマの元、医療講演会を品川きゅりあんで開催します。本イベントでは、著名な専門医をお招きし、最新の医療知見や患者さんとそのご家族に役立つ情報を提供いたします。
開催概要
- - 日時: 2025年9月15日(月・祝)13:00~16:30
- - 場所: 品川きゅりあん 7階 イベントホール
東京都品川区東大井5-18-1
(オンライン配信とアーカイブ配信も実施)
- - 主催: 認定NPO法人 全国SCD・MSA友の会
- - 後援: 東京都
- - 参加費: 無料(要事前申込)
講演会のプログラム
本講演会は、大きく分けて2つのセッションで構成されています。
1. 医療講演会 13:00~14:00
講演題名: 「多系統萎縮症の克服に向けて」
この講演では、脊髄小脳変性症や多系統萎縮症についての疾患全体について触れながら、最新の研究成果を共有します。
講師は、東京大学の名誉教授である辻省次先生が務めます。辻先生は、長年にわたり神経内科の分野で尽力され、特に最近では高容量の還元型コエンザイムQ10(ユビキノール)の服用による運動症状の改善について重要な研究成果を発表しました。
2. 医療相談会 14:30~16:30
後半のセッションでは、複数の専門医が参加する医療相談会が開催されます。
参加予定の医師は、国立精神・神経医療研究センターの水澤英洋先生、鎌ヶ谷総合病院の湯浅龍彦先生などです。参加者は自由に質問することができ、専門家からの直接的なアドバイスを受ける貴重な機会となります。
登壇者プロフィール
辻省次先生
1951年に和歌山県で生まれた辻先生は、東京大学医学部を卒業後、神経内科の研究と診療を重ねてきました。数々の役職に就き、特に脊髄小脳変性症と多系統萎縮症の分野で大きな業績を残しています。日本神経学会の専門医としても知られ、国内外で高い評価を受けています。多くの学会で要職を務め、また数々の賞を受賞しています。
企業展示ブース
講演会の会場後方では、参加者が養生生活に役立つ機器類やサービスを体験できる展示ブースも用意されています。志ある企業による各種商品の紹介が行われ、自宅での生活をより快適にするための情報を得るチャンスです。
- - ダブル技研株式会社: 意思伝達装置やコミュニケーション機器を紹介
- - 株式会社Genics: 自動歯ブラシ「g.eN」を紹介
- - 株式会社Magic Shields: 転倒リスクを軽減するマット「ころやわ」を展示
- - 株式会社東京在宅サービス: 訪問型マッサージサービスを提供
申し込み方法
参加希望者は事前に申込みが必要です。詳しい情報や申し込みフォームについては、
こちらをご覧ください。
主催団体の紹介
認定NPO法人 全国SCD・MSA友の会は、神経疾患に対する理解と支援を目的とした団体です。患者さんとその家族の生活向上を目指して、交流会や情報提供を行っています。さらに、会報の発行や書籍の頒布も行っており、コミュニティの活性化にも寄与しています。