虐待防止、大学と高校が連携
2024-07-08 11:10:30

「子ども虐待防止」を大学と高校が連携し考える!大正大学と赤羽北桜高校の取り組み

大学生と高校生が共に考える「子ども虐待防止」



大正大学人間学部社会福祉学科では、2013年から「学生によるオレンジリボン運動※」を継続実施しています。その一環として、東京都立赤羽北桜高校の生徒と連携し、子ども虐待防止の啓発活動を行っています。

※オレンジリボン運動…子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。

2023年度には、学生が制作した啓発グッズを高校生に配布し、子ども虐待防止について考える機会を提供しました。学生は、高校生の授業で虐待の現状について説明したり、啓発グッズを一緒に制作したりすることで、高校生と積極的に交流しました。

12年続く学生によるオレンジリボン運動



「学生によるオレンジリボン運動」は、今年で12年目を迎え、これまで多くの成果を上げてきました。2018年度には「学生によるオレンジリボン運動全国大会」で、大賞を受賞。翌年の2019年度には、特別賞「厚生労働省虐待防止推進室・室長賞」を受賞しています。

学生たちは、公式XやInstagramでの情報発信にも力を入れています。また、大正大学附属図書館内に「オレンジリボン運動」のコーナーを設置し、学生の手作りのポスターや啓発グッズを展示しています。

高校への訪問は今年で4年目



東京都立赤羽北桜高校への訪問は、2021年度から始まり、今年度で4年目の実施となります。訪問当日は、学生が高校生に対して虐待の現状について説明する他、啓発グッズを一緒に制作します。

大学と高校が連携し、共に学ぶ



大正大学人間学部社会福祉学科では、100年以上前に日本初の社会事業研究室を設置し、その意志を引き継いでいます。子ども虐待のない社会の実現を目指し、大学教員、学生、高校教員、生徒が共に学び合える場を提供しています。

大正大学人間学部社会福祉学科について



医療・福祉・教育など幅広い分野で支援を必要としている人の相談・助言を行う専門職(ソーシャルワーカー)を育成しています。大正大学は、日本で早い段階からソーシャルワーカーの養成教育・研究に取り組み、多くの人材を輩出してきました。

社会福祉学科では、社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格取得に向けて学ぶことができます。さらに、現場実習、サービスラーニング、インターンシップなどを通して、実践的なスキルを習得できます。

大正大学について



大正大学は、天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。建学の理念は「智慧と慈悲の実践」であり、仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げています。

令和2年度には、文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に採択され、「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」を推進しています。


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