食品ロス削減プロジェクト
2026-07-16 16:59:20

ユニソルと近畿大学が食品ロス削減のための共同研究を開始

ユニソルと近畿大学の共同研究契約について



ユニソル株式会社(以下、ユニソル)と学校法人近畿大学(以下、近畿大学)は、サンドイッチ製造過程で出る廃棄パン耳を有効活用するための共同研究契約を締結しました。この研究は、「未利用資源の分析および商品開発」に関するもので、両者が連携して新しい食品レシピの開発に取り組むことを目的としています。

研究の背景



日本では、食品ロスの削減が重要な課題とされています。国連が提唱するSDGsの目標12では、「2030年までに、一人当たりの世界の食品ロスを半減させる」ことが掲げられています。これに伴い、2019年には「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、事業者には廃棄物の管理や再利用が求められるようになりました。特に、サンドイッチ生産において大量に発生するパン耳に対して、産業界から再利用方法の検討が求められています。

ユニソルはこの潮流を受け、食品ロス削減と環境への配慮のために取り組みを進めてきました。グループ会社であるアルプラス株式会社は、パン耳の再利用についての研究を進めており、すでに信州大学とも「廃棄パン耳の飼料利用に関する共同研究」を進めています。今回の共同研究は、これに続く新たな試みとして位置づけられています。

学生主体のプロジェクト



本研究では、近畿大学の「アカデミックシアター」プロジェクトに参加する学生たちが主導で取り組みます。このプロジェクトでは、学生が教職員や地域の企業と協力しながら、社会価値の創出に貢献することを目指しています。「植・食、健康」産業支援プロジェクトの一環として活動する「食べガク」という食品企画団体が、廃棄パン耳を使用した創造的な食品レシピの開発に挑戦します。

研究の目的と方法



現在、パン業界で処理されるパン耳の多くは飼料や肥料として再利用されていますが、食品原料としての再利用は非常に限定的です。この共同研究は、廃棄パン耳を食品原料として利用する可能性を探り、食品ロス削減につながる新商品開発を目指します。具体的には、廃棄パン耳の成分分析や新しい食品レシピの作成を行い、それらを基に商品化を図ります。

さらに、近畿大学内で試験販売を行い、商品が消費者にどう受け入れられるかを検証します。この取り組みを通じて、流通する食品の選択肢が広がり、食品ロスを軽減する新しい道が開けることが期待されています。

研究スケジュール



本研究は2026年4月1日から2027年3月31日までの期間に実施されます。研究成果が商品化されることで、廃棄パン耳の再利用が進み、より持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。

結語



ユニソルと近畿大学の取り組みは、食品ロス削減に向けた新たな一歩です。このようなプロジェクトが成功を収めることで、他の業界や企業にも良い波及効果をもたらすことが期待されます。地域や社会に根ざした食品素材の再利用は、未来のフードシステムにおいて重要な鍵となるでしょう。

会社情報

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学校法人近畿大学
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