JR東海、コートヤード・バイ・マリオット京都駅開業決定
2026年の秋、京都駅から徒歩約3分の距離に新たな宿泊施設「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」が誕生します。この新たなホテルは、JR東海グループとマリオット・インターナショナルの共同プロジェクトとして推進されてきました。
京都での第2ヵ所目
このホテルは、今年8月に開業した「コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸」に続く、京都市内では2つ目の同ブランド施設となります。内装は『Collection of Kyoto Stories』をテーマにしており、過去から現在までの京都の歴史を感じさせるデザインが施されています。客室やロビーは京都の町屋をモチーフにし、山々を描いた壁面によって、落ち着きある空間が演出されています。
和の美を感じる空間
エントランスやロビーは、和の建築美に基づいたデザインが特徴です。温かみのある雰囲気の中で、工芸品やアートが楽しめる「ライブラリーのような空間」が広がります。訪れるゲストたちに語らいの場を提供し、文化の交流が生まれることを期待しています。
合わせて進行する京都駅東部プロジェクト
「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」の開業に伴い、2028年には「(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクト」も進行中です。このプロジェクトでは、大規模な会議室や貸会議室などが整備され、さまざまなビジネスシーンでのニーズに応えられる施設が揃います。
新たなテナントも決定
新たに決まった入居テナントには、会議室を運営する「TKPガーデンシティPREMIUM京都八条口(仮)」や、地域に根付いた「フレスコ八条口店(仮)」が含まれています。これにより、ビジネスで訪れる客層だけでなく、日常生活を送る地元の方にも利便性が向上すること間違いなしです。
杜の都におけるビジネス需要の回復
コロナ禍以降、ビジネス利用の需要は回復傾向にあり、新たなMICE(Meeting, Incentive, Convention, Exhibition)の誘致にも力を入れています。京都や名古屋などの既存の施設と連携を深め、地域への新規MICE誘致を推進する計画です。宿泊とイベントを融合させた新たな体験を提供することが期待されています。
まとめ
2026年にオープン予定の「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」と、それに続く「(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクト」は、観光だけでなくビジネスの潮流を変える存在になるでしょう。新しい宿泊施設としての役割を果たすだけでなく、地域の経済活性化にも貢献することが期待されています。ホテルのオープンとともに、京都駅周辺を訪れる全ての人々にとって、便利で魅力的な場を提供することを目指しています。