日清オイリオグループ株式会社(社長:久野 貴久)が、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)~ホワイト500~」に認定されることとなりました。この認定は、同社の健康経営への取り組みが優れた水準にあることが評価された結果です。日清オイリオグループは、2017年に初めて「ホワイト500」に認定され、今回で7回目の受賞となりました。
この会社は「社員の健康は、本人やその家族にとって幸せの基盤であり、持続的な会社の発展にとって最も重要な資産である」という考え方を持っています。この理念のもと、同社は社員がやりがいを持ち、活力にあふれる状況で働ける環境作りを行い、健康的で充実した生活を送るためのサポートを行っています。具体的な取り組みの一環として、健康経営を推進するための「健康経営戦略マップ」を利用し、社員のパフォーマンスを向上させ、幸せを実現するための施策を実施しています。
重点テーマとして「生活習慣病予防」「禁煙促進」「こころの健康」の3つが設定されており、日々の健康課題を解決する施策が進められています。具体的には、健康診断やストレスチェックの徹底実施に加え、オプション健診や健診後のフォロー体制も充実させています。
加えて、従業員のヘルスリテラシー向上を目指し、オンラインセミナーや健康測定会を開催しています。健康ポイント施策も実施しており、健康増進への取り組みに対してポイントが付与されることで、社員の健康意識向上を図っています。さらに、社員食堂では「健康な食事・食環境」認証制度の三ッ星を取得し、ヘルシーメニューを提供することで、食を通じた健康促進にも力を入れています。
禁煙支援では、喫煙者の禁煙費用に対する「禁煙チャレンジ助成」を実施し、一部の事業場内での喫煙が禁止されています。これらの努力は、社員の健康を守るだけでなく、より良い企業環境の構築にも寄与しています。
日清オイリオグループは、食用油のリーディングカンパニーとして、長年にわたり植物油脂の研究を行い、栄養価と加工技術の向上に努めてきました。食用油や調味料のほか、美容や運動サポート食品、生活習慣に配慮した食品、高齢者や介護に対応した食品も開発・提供しています。2030年に向けた長期ビジョン「日清オイリオグループビジョン 2030」では、「すべての人の健康」を重点領域に掲げており、今後も社員の健康支援を続けるとともに、商品やサービスを通じてすべての人の活力ある健康的な生活に貢献していく考えです。詳しい取り組みについては、会社の公式ホームページでご確認いただけます。これからの活動がどのように展開されていくのか、引き続き注目したいところです。