生成AIで新たな障害者雇用の形を実現
株式会社bajjiが運営するクリエイティブプラットフォーム「Poteer」が、この度、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード」において、栄えある「ソーシャルプロダクツ賞」を獲得しました。この賞は、環境配慮や社会課題の解決、地域貢献といった持続可能な社会の実現に寄与する商品やサービスが対象です。
Poteerについて
「Poteer」は、障害を抱える人々の日常的な行動(散歩のルートや視線の動き、声、描画など)をAI技術で解析し、それをデジタルクリエイティブへと変換する革新的なプラットフォームです。従来、あまり評価されなかった日常行動を生成AIによって成果物に転換することで、障害のある方々がデザイナーとして企業で働く新たな働き方が実現されています。
このプラットフォームを通じて生成されるクリエイティブは、プレゼン資料、ESGレポート、ウェブサイトやSNSコンテンツ、プロダクトデザインなど、様々な分野で活用されています。
Poteerのサービスサイト(障害者・施設運営者向け)
Poteerのサービスサイト(法人向け)
受賞の理由
審査員はPoteerの以下の点を高く評価しました。
1. 生成AIを利用し、障害者雇用の新しい形を提示している点
2. 日常行動をクリエイティブ資産に変える仕組みの独自性
3. 企業での実用性を考慮したデザイン生成
4. 社会課題の解決と事業価値の創出を両立するモデル
Poteerは、そのAI技術を単なる効率化の手段として捉えず、雇用機会や社会参加を促進するインフラとして実装している点が評価されました。
審査員のコメント
審査員からは、「AI技術を活用して、アート制作に参加する機会が少なかった障がい者の創作環境を構築した発想は非常にユニークであり、テクノロジーによって創作の可能性が広がる点が特に評価される」とのコメントがありました。また、事業の特徴として、企業のCSR予算をターゲットにし、AIを使ったアート創作を収益モデルに繋げている点も注目されています。参加者全員に利益を分配する設計や、創作の楽しさを重視する姿勢も重要視されています。
開発の背景
このPoteerのアイデアは、株式会社bajjiの代表である小林慎和氏が、最重度の知的障害と身体障害を持つ息子を育てる中で直面した「働きたいのに働けない」という現実が背景にあります。そこで、障害者の日常行動を価値あるアウトプットに変える仕組みとしてPoteerを開発しました。
現在、Poteerは企業のCreative制作やESG活動で用いられ、障害のある方々がデザイナーとして働く機会をつくり出しています。
今後の展開
株式会社bajjiは、Poteerを通じて以下の目標を掲げています。
- - 障害者の就労機会の拡大
- - 企業のESG・インクルージョン施策の推進
- - 生成AIを活用した新しいクリエイティブ制作基盤の構築
今後、雇用、創造、収益が循環する社会インフラの実現を目指し、取り組みを進めていきます。これにより、障害者雇用を検討している企業には、Poteerを通じた新たな可能性が提供されます。
Poteerを通じて障害者雇用を考えている企業様はこちらから
ソーシャルプロダクツ・アワード (SPA)について
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