愛知水泳連盟100周年記念で岡崎竜城スイミングクラブが特別表彰

愛知水泳連盟100周年記念式典

2025年11月22日、名古屋観光ホテルにて一般社団法人愛知水泳連盟の創立100周年記念式典が開催され、岡崎竜城スイミングクラブが特別表彰を受けました。この表彰は、愛知県内における競泳文化の発展や競技人口の拡大に多大な貢献をした団体に贈られるもので、岡崎竜城スイミングクラブはその唯一の受賞団体となりました。

岡崎竜城スイミングクラブは1973年に創業し、地域に根ざした水泳教育を展開してきました。50年以上の歴史を持つこのクラブは、競泳選手の育成だけでなく、ベビーから選手育成まで幅広い世代にわたる指導を行っています。この度の受賞は、その長年の努力や地域への貢献が評価された結果であり、代表取締役の大森久美氏もその思いを語りました。「私たちの活動が評価されたことは、大きな励みであり、次世代に水泳文化をつなぐ責任を感じています」と述べています。

式典のテーマは「愛知の水泳を未来へ愛・水・夢 I SWIM」で、競泳関係者や五輪選手、教育機関の代表、行政関係者が集まり、愛知県の水泳文化の100年の歩みと未来への展望について共有されました。多くの著名な来賓も登壇し、祝辞を述べました。愛知県知事の大村秀章氏や公益社団法人日本水泳連盟会長の鈴木大地氏らが参加し、盛大な式典となりました。

表彰の部門は団体の部と個人の部に分かれており、団体の部では名古屋中学校、名古屋高等学校、トヨタ自動車株式会社が表彰され、岡崎竜城スイミングクラブはスイミングクラブの部で選ばれました。個人の部ではオリンピック選手育成に貢献した指導者たちが表彰されました。

当日は多くの現役選手や五輪選手も参席し、100年間の歴史を振り返りながら、次世代の育成と地域スポーツの未来に向けた新たな決意が共有されました。式典の最後には、愛知水泳連盟会長の田中良夫氏から「水泳界の発展に向けて、我々は今後も努力してまいります」との力強い言葉が発せられました。

岡崎竜城スイミングクラブについては、ベビーから選手育成までの一貫した指導、着衣泳や水難教育の普及などを行っています。また、地域貢献活動にも力を入れ、学校や自治体と連携して様々な事業を展開しています。特に「水難訓練の日」や小中学校への着衣泳授業など、地域に密着した活動が評価されています。

大森氏は「このような光栄な表彰を受けられたことに感謝し、今後も地域から日本の水泳界を支えるクラブであり続けるよう、スタッフ一同更なる努力をいたします」とコメント。地元岡崎市に根ざしたクラブの活動は、地域の競泳文化を育む貴重な存在であることを改めて示しました。今後も岡崎竜城スイミングクラブの活躍から目が離せません。