NECが欧州スタートアップとの共創を促進する新プログラムを発表

NECの新たな挑戦

2025年に向けた「NEC Innovation Challenge 2025 - Europe Focus Edition」が本格的に始動しました。このプログラムは、NECが推進する全球的なオープンイノベーション戦略の一環であり、欧州のスタートアップと盛りだくさんの共創を目指しています。

NECが目指す企業間連携の強化

先日、NECは「NEC Future Creation Hub」（FCH）に、欧州のスタートアップや日本貿易振興機構（JETRO）、欧州イノベーション会議（EIC）の関係者を招待しました。この特別なイベントでは、事業連携に向けたキックオフが行われ、参加者はNECの先進技術について理解を深めました。
特に注目されたのは、NECの顔認証技術です。世界で最も高い認証精度を誇るこの技術は、混雑した場所や特定の条件下でのデモンストレーションを通じて、実際の利用シーンを体験しました。

環境貢献への取り組み

また、NECはカーボンニュートラル実現に向け、サステナビリティや循環型経済に関する取り組みも紹介。環境問題に対する企業としての責任についても参加者と共有しました。

共創の未来に向けて

ディスカッションでは、参加したスタートアップから「NECの業務内容を深く理解できた」との声が多数寄せられました。一部の企業は、新技術との連携に向けた具体的なイメージを持つようになり、投資面での協業についても関心を示しました。

NECは今後、JETROやEICとさらなる連携を強化し、以下の4つの注力領域での取り組みを進めていく計画です。

1. 宇宙関連事業（Space Business）
2. 業務高度化（Operational Excellence）
3. 循環型経済（Circular Economy）
4. サステナブル・ファイナンス（Sustainable Finance）

「仕掛けよう、未来。」をキーメッセージに、NECはスタートアップやパートナー企業との共創を通じて新しい未来を開拓しています。このイベントを契機に、欧州のスタートアップとのさらなる共創の機会が生まれることが期待されます。