本田圭佑が手がけるベンチャーキャピタルであるX&KSKが、2025年3月27日に特別なイベント『Decacorn Cup』を開催することを発表しました。このイベントは、デカコーン企業の創出を目指し、日本のスタートアップ界に新たな交流の場を提供することを目的としています。
『Decacorn Cup』は、これまでのスタートアップカンファレンスとは一線を画し、サッカーの4対4の対戦を中心に構成されています。イベントの舞台は国立代々木競技場のフットサルコートで、各チームは最大10名まで登録可能なトーナメント形式で行われます。試合は10分間で、合計32チームが参加予定です。通常のビジネスイベントとは異なり、参加者が相互に交流できる機会を豊富に取り入れ、楽しみながらビジネスネットワークを築くことが求められています。
本イベントは、法人として以下の条件に該当するスタートアップが参加できます。
1. デカコーン以上を目指す企業
2. シード企業かつ連続起業家がファウンダーである企業
3. シリーズAまたはそれ以降のステージにある企業
また、同日には投資家や他のスタートアップとのネットワーキングイベントも開催されます。このネットワーキングイベントは午後5時から8時まで行われ、Sakura Deeptech Shibuyaが会場となります。ここでは、投資家とスタートアップ間のマッチングが行われ、参加者同士が自由に交流できる時間が設けられています。
本田圭佑は、このイベントの開催理由について「リアルな交流が何であるかを追求した」と言及し、これまでのビジネスイベントがつまらないと感じていた経験から、このような新しい形のイベントを企画しました。「楽しみながら繋がる機会を創出したい」との思いから、サッカーを通じてスタートアップと投資家のゴールを目指すに至りました。将来的には、サッカー以外のスポーツやアクティビティにも挑戦する意向を示しています。
メインスポンサーの東急不動産株式会社からもコメントが寄せられました。コメントでは、「渋谷圏から世界へ羽ばたくスタートアップを支援することを目指しており、X&KSKの投資戦略に共感している」と述べ、スタートアップと投資家が同じフィールドで交流できるこのイベントの重要性を強調しています。
参加申し込みは招待制となっており、参加希望のスタートアップは指定のリンクから申し込む必要があります。選考が行われるため、希望者は早めの応募が推奨されています。
X&KSKと本田圭佑が仕掛けるこの画期的なイベントが、今後どのようにスタートアップの現場に影響を与えるのか、非常に楽しみです。特に、スポーツを通じて生まれるビジネスの結びつきは新たな可能性を秘めています。次代のデカコーン企業を目指すスタートアップの皆さん、ぜひこの機会をお見逃しなく!