GOOD NATURE STATIONのサステナブルアクション
6月5日の「環境の日」に際し、株式会社ビオスタイルが運営するGOOD NATURE STATION(GNS)は、日々の取り組みを「GOODアクション」として可視化しました。我々の生活に密接した商業施設として、環境に配慮した活動を具体的に紹介します。
GNSのビジョン
GNSでは、食、美容、宿泊、買い物といった多方面で持続可能な選択肢を提供し、来場者が自然に地球に優しいアクションを取れる場を目指しています。日常的な運営を通じて、持続可能性を実現することが、この施設の大きな狙いです。
各アクションの詳細
1. 循環型プロジェクト
GNSでは、廃棄物処理の効率向上を目指すプロジェクトに関与しています。具体的には次のような取り組みを行っています。
- - お米の循環プロジェクト: 食品廃棄物をコンポスト化し、その堆肥で育てたお米を提供しています。2024年度には22.5トンの生ゴミを処理する見込みです。
- - カカオハスクのアップサイクル: チョコレート製造の際に出るカカオハスクを商品化し、744kgの廃棄を削減しています。
- - 資源循環サービスPASSTO: 2024年6月から不用品の回収・再活用を支援。衣料品の回収量は355kg、資源循環率は99%を達成しています。
- - LEED認証と再エネ導入: グリーンビルディング評価のLEEDを取得し、全館で再生可能エネルギーを使用、CO2を1,664トン削減し、水の使用も10,442㎥減少させています。
2. オリジナルブランドの取り組み
GNSのオリジナルブランドもサステナブルな活動に力を入れています。
- - RAU: コスタリカ産の無農薬カカオを使い、フェアトレードの概念を体現。
- - GOOD NATURE MARKET: アップサイクル商品やフードロス削減に取り組んだ商品を多彩に展開。
- - NEMOHAMO: 100%植物由来の原料を用いて、持続可能な製造を実現しました。
3. GOOD NATURE HOTELの取り組み
このホテルでは、サステナブルな宿泊体験を提供しています。特筆すべきは、環境や健康に考慮したWELL認証を取得している点です。また、プラごみ削減のために使い捨てアメニティを排除し、オーガニックコットン製タオルを使用。
4. MARKET・KITCHENの活動
地下1階のKITCHENでは、地産地消を推進しています。京都オーガニックアクションから直送される有機野菜を使い、フードロス削減策として規格外品を特別販売しています。
5. Hyssopの具体例
こちらのフロアでも地産地消が推進されています。無農薬で栽培された京野菜や、再肥育された経産牛をメニューに取り入れています。また、廃材をアップサイクルしたコースターや、破損した食器の金継ぎ修理も行っています。
6. ERUTAN RESTAURANT/BARの活動
このレストランでは、獣害対策としてジビエ鹿肉を使用し、地元の美山牛乳や平飼い卵を使用することで、地域の酪農業を支援しています。
企業の使命
株式会社ビオスタイルは、健康的で美しい生活の実現を掲げ、SDGsへの貢献を目指しています。「ビオスタイル」の理念は、人にも環境にも優しい選択を楽しんで取り入れ、明るい循環型社会を実現することです。
詳細な情報は、株式会社ビオスタイルの公式ウェブサイトでご覧いただけます。