日本女子大学の2026年度一般選抜入試の革新
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)が、2026年度の一般選抜(個別選抜型・英語外部試験利用型)入試制度を大幅に変更します。この変更により、これまで1日のみだった各学部・学科の受験日が複数日設定され、受験生にさらなるチャンスが与えられることになります。具体的には、同じ学部・学科で最大3日間の受験が可能となります。ただし、理学部や建築デザイン学部、食科学部は2日間までの受験が認められます。
受験環境の充実
受験生の皆さんが最大限の実力を発揮できるよう、今回の入試制度改定では、受験可能な科目や試験時間にも変更が加えられます。これまでの受験科目数や試験時間に関しても柔軟性が増し、すべての科目の試験時間が70分に統一されます。さらに、入試科目の選択肢も増え、自分の得意科目で試験に臨めることが期待されます。これにより、受験生はより公平に評価される環境が整います。
併願割引の拡大
また、入学検定料の併願割引も拡大されます。具体的には、大学入学共通テストを利用する入試形態においても、2科目目以降の検定料が割引対象に加わります。この割引の適用によって、複数学部を併願する際の経済的負担が軽減されることでしょう。特に、異なる入試形態を組み合わせたり、1つの学科を複数日受験したりする場合にも、割引が適用されるため、受験生にとっては非常にメリットの多い制度です。
日本女子大学の魅力
日本女子大学は、女子高等教育における先駆者として、2021年には創立120周年を迎えました。私立女子大学としては唯一の理学部を持ち、文理融合の教育環境が整っており、「私が動く、世界がひらく。」をスローガンに掲げています。この理念のもと、自ら学び、行動し、さらに新しい価値を創造する人材の育成に力を入れています。
2023年度には新たに「建築デザイン学部」を開設し、2025年度には「食科学部」の開設が予定されています。その後も、2026年度には文学部の2学科名が変更され、2027年度には「経済学部(仮称)」の設立が予定されており、改革を継続しています。これらの取り組みは、時代のニーズに応え、多様な学生を受け入れるための施策です。
入学試験や学部の詳細については、日本女子大学の公式ウェブサイトを参照ください。こちらからもプレスリリースをダウンロードすることができます:
プレスリリース資料
今後の入試制度の変更が、多くの受験生にとって良い機会となることを期待しています。