サステナブルードットライフ
2023-01-19 15:19:32

中外製薬、患者支援の新プロジェクト「サステナブルードットライフ」始動

中外製薬が新たに取り組む「サステナブルードットライフ」プロジェクト



医療の進歩により、多くの疾患が治療可能になった一方で、患者さんの日常生活を支えることも必要です。このような背景の中、中外製薬は新しいプロジェクト「サステナブルードットライフ」を立ち上げました。このプロジェクトは、患者さんだけでなく、彼らをサポートする家族や関係者がライフステージの変化に伴う悩みや課題に直面したときに、少しでも前向きに生活できるように助けることを目指しています。

【プロジェクトの目的】



「サステナブルードットライフ」は、患者さんが日常生活をより良くするための情報を提供するウェブサイトです。ライフステージの変化に役立つ情報を提供し、先輩の経験や専門家のアドバイスを交えて、患者さんが孤独感を和らげ、少しでも快適に生活できるヒントをお届けします。特に、病気と闘う人々が直面する現実的な悩みや、多様なサポートを必要としている点に着眼しています。

【第一弾: 中高生期に焦点】



プロジェクトの第一弾では「中高生」を特集しています。この時期は、親からの自立が求められ、精神的・肉体的に成長する大切な瞬間です。しかし、病気を抱えている中高生にとって、周囲と違う悩みを抱えることも多く、友人や保護者に相談しづらい傾向があります。中外製薬は、このような中高生期の課題に焦点を当て、専門家と協力しながら役立つ情報を発信していきます。

【背景にある悩みへの理解】



ライフステージの変化は、決して病気の有無に関わらず誰にでも起こるものです。そのため、入学や就職、結婚など人生の節目に不安や課題を抱える可能性が高いです。特に病気を抱える患者さんは、生活の変化に応じた治療法の見直しや、新しい生活との両立に悩むことが多く、精神的な負担を感じています。このような心理的な壁を少しでも軽くするため、中外製薬は必要な情報を提供することに力を入れています。

【専門家からのサポート】



サイトには、心理学者である山脇由貴子さんも参加しています。彼女は専門的な視点から、思春期における心の問題に関するヒントを提供し、悩みを抱える学生やその家族への支援を行っています。彼女の言葉には、「入学や進級などのライフステージの変化は、病気の有無に関わらず多くの悩みを生む」とのこと。山脇さんは、同じような境遇を持つ人々が互いにサポートし合う重要性を強調しています。

【患者インタビューの実施】



「サステナブルードットライフ」では、実際に病気と向き合っている患者さんのインタビューも行っています。例えば、NMOSDという病気と闘う中野瑠璃子さんは、「患者会での仲間との出会いが支えになった」と話します。こうした先輩たちの生の声や経験談を通じて、多くの患者が理解し合い、共感できる空間を提供することも重視しています。

【企業理念と今後の展望】



中外製薬は、これまでも「患者中心」をテーマに持続可能な医療を実現する努力を続けてきました。「サステナブルードットライフ」はその一環として、持続可能性のある社会の実現へ寄与するためのプラットフォームを構築していることを心に留めておくことが大切です。

今後も、同プロジェクトはライフステージの変化に役立つ多様な特集を展開し、患者を取り巻く問題解決の一助となる情報を発信していく予定です。また、関係者や患者同士が活発に意見を交わし、支え合う場を提供することも目指しています。

病気と向き合う人々を取り巻く環境は厳しいですが、プロジェクトがもたらす支援が、多くの人々に希望を与えることが期待されています。

会社情報

会社名
中外製薬株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー(受付15F)
電話番号

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