I-neとBEAUTYCLEの挑戦
2024-08-08 12:13:58

I-neとBEAUTYCLEが生産ロス削減に向けた新プロジェクトを立ち上げ

I-neとBEAUTYCLEの生産ロスZEROプロジェクト



株式会社I-neが、プラスチック廃棄物削減を目指して新たに挑戦を始めました。大阪に本社を置くI-neは、化粧品やトイレタリー商品を手掛ける企業であり、最近では環境問題に積極的に取り組んでいます。その一環として、佐賀県に本社を持つ株式会社BEAUTYCLEと協力し、「生産ロスZEROプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトは、化粧品業界では初めての試みであり、容器の生産過程で発生するロスを最小限に抑えることを目指しています。

プロジェクトの背景と目的



容器の生産過程では、しばしば大量の廃棄物が発生することが問題視されています。BEAUTYCLEは、この課題に着目し、容器のロス削減に向けた新しい取り組みを開始しました。具体的には、I-neとの協力のもと、予備ボトルや不良品ボトルを回収し、それを再資源化することにしました。回収される廃棄在庫の総量は20トンに達する見込みです。これにより、従来の製造プロセスにおけるバージンプラスチック使用を減らし、CO2の排出削減が期待されています。

I-neのサステイビリティへの取り組み



I-neの経営理念は、「We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness」です。この理念に基づき、I-neは商品を通じて幸せの連鎖を広げることを目指しています。環境への配慮もこの理念に重要な位置を占めており、特に「サーキュラーエコノミーの実現」を目指しています。2028年までの目標として、容器や資材に使用するバージンプラスチックの削減を30%と定めています。

プロジェクトを通じて、I-neは持続可能な社会を実現するための取り組みを加速させ、脱炭素社会に向けた活動にも貢献する意向です。

BEAUTYCLEの役割と成果



BEAUTYCLEは、化粧品容器の製造販売を行なっているツバキスタイル株式会社の取り組みとして、2022年から新たな循環型リサイクルシステムの構築を開始しました。このプログラムは、容器を回収し再資源化し、製造プロセスを一貫して行う「水平リサイクルシステム」を業界で初めて実現しました。このようなスキームにより、業界全体の環境負荷を軽減し、より持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すことができます。BEAUTYCLEは、2021年に設立され、急速に成長を遂げています。

まとめ



I-neとBEAUTYCLEの「生産ロスZEROプロジェクト」は、化粧品業界における持続可能性の象徴的な取り組みと言えるでしょう。両者の協力によって、容器の生産過程で発生する無駄を是正し、環境への負担を軽減することが期待されます。これからも、企業が協力し合い、環境問題に真正面から取り組む姿勢が求められる時代へと突入しています。


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会社情報

会社名
株式会社I-ne
住所
大阪府大阪市北区中之島六丁目1番21号
電話番号
06-6443-0881

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