『じぶんのいろ』とは
2025-12-19 13:07:36

ジェンダー平等を考える絵本『これがじぶんのいろ!』シリーズの誕生

ジェンダー平等への第一歩を示す絵本



認定NPO法人ReBitがこのたび、ジェンダー平等と公平をテーマにした絵本『これがじぶんのいろ!』シリーズ全3冊を翻訳し、出版しました。絵本の出版は2025年12月15日で、出版社は教育や人文分野で実績のあるゆまに書房です。この絵本シリーズは、子どもたち一人ひとりの多様性を理解し、異なる個性を積極的に受け入れることの重要性を伝える内容になっています。

本シリーズの目的



このシリーズの主な目的は、性別に基づく固定概念や無意識の偏見に気づき、それを乗り越える手助けをすることです。物語はやさしい語り口と色とりどりの表現を通じて、子どもたちに平等について考えるきっかけを与えます。全3冊はそれぞれ異なるプロットを持ち、子どもたちの心に響くメッセージを伝えることで、自己認識と他者への理解を促進します。

絵本の内容



  • - 「ピンク!これがじぶんのいろ」
主人公は、「男らしくなれない」ことに悩む子。大好きなドレスを着て学校に行くとクラスで孤立してしまいます。しかし、父は「本当の自分に自信を持って」と支持します。
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  • - 「むらさき!これがじぶんのいろ」
性別を選ばなければならないダンスパーティーでの葛藤を描いた物語。主人公は友達から「どちらかじゃなくてもいい」と声を掛けられ、心が少し軽くなります。
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  • - 「あお!これがじぶんのいろ」
主人公は運動会で性別による不公平を経験しますが、友達がその不公平さに抗議する場面が展開されます。
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教材としての活用



ReBitは教育現場において、16年間の経験を生かした授業で使える補助教材や動画を無償で提供しています。教師が自信を持って授業を行えるよう構成が工夫されており、学年に関わらず誰でも活用できます。「どう扱えばよいか不安」という教師の声に応えた内容が特徴です。子どもたちが自己理解を深め、他者の個性を尊重するためのツールとして、ぜひ活用してほしい作品です。

言葉を超えたメッセージ



訳者のなかじまじゅん氏は、この絵本の中で「自分らしさ」の重要性を喚起しています。特に、「ピンク」と「むらさき」の2冊は、意図的に主人公のジェンダーを曖昧にしており、トランスジェンダーやノンバイナリー、クィアの子どもたちが自己を投影できる貴重な作品です。このことが彼らに「ひとりじゃない」というメッセージを届け、自分のありのままを大切にするための一助となることを希望しています。

書籍情報



  • - 書名: ピンク!これがじぶんのいろ/むらさき!これがじぶんのいろ/あお!これがじぶんのいろ
  • - 著者: スコット・スチュアート
  • - 訳者: なかじまじゅん
  • - 出版社: ゆまに書房

これらの絵本は、学校の教室や児童館などで扱われ、多様性を尊重するための出発点となることを願っています。
補助教材や動画の無料ダウンロードはこちらから。

ReBitについて



ReBitは、2009年に設立され、LGBTQやジェンダー、性の多様性に関連する施策を進めています。教育現場だけでなく、行政や企業においても啓発活動を行い、幅広い支援を提供しています。自分のあり方を大切にし、未来を選ぶ力を持てる社会を目指して活動を続けています。
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会社情報

会社名
認定NPO法人 ReBit
住所
東京都渋谷区代々木3-26-2新宿カメヤビル4階
電話番号
03-6278-9909

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