ダイレクト型自動車保険NPSランキング2026
NTTドコモビジネスX株式会社は、ダイレクト型自動車保険を対象にしたNPS®ベンチマーク調査2026の結果を発表しました。この調査で、ソニー損保が7年連続で第1位に輝いたことが注目されています。今回はその詳細を見ていきましょう。
調査の背景と目的
NPS(Net Promoter Score)は、顧客の推奨度を測る指標で、企業が顧客ロイヤルティを把握するための重要な手段となっています。今回の調査では、ダイレクト型自動車保険業界におけるロイヤルティとその要因を分析し、それを基に顧客の満足度や企業のパフォーマンスを評価しました。
調査結果の概要
1. NPSランキング
調査対象のダイレクト型自動車保険7社の中で、NPSのトップはソニー損保で、スコアは-22.1でした。続いて三井ダイレクト損保(-26.7)、チューリッヒ保険会社(-29.7)がそれぞれ2位と3位に位置しました。全体のNPS平均は-31.3であり、最上位と最下位の企業間には19.6ポイントの差があることがわかりました。
2. ロイヤルティの要因
分析を進めると、顧客ロイヤルティを醸成する要因として、「保険の補償内容の魅力・充実度」と「コストパフォーマンス」が特に重要であることが明らかになりました。また、企業イメージや事故時の対応の良さもNPS向上に寄与しています。一方、改善が必要な点としては、事故解決サービスの充実度や顧客への対応姿勢が挙げられています。
3. 契約更新のスムーズさ
契約者による契約更新手続きの調査では、51.7%が「スムーズだった」と回答し、全体の78.9%が何らかの形でスムーズさを感じていることがわかりました。契約更新手続きのスムーズさが高いほど、NPSも向上していることが示され、手続きの簡略化が顧客満足度に影響を与えていることが見て取れます。
4. デジタル接点の重要性
自動車保険の内容についての理解度調査では、ダイレクト型保険に加入している顧客の49.5%が「十分理解している」と回答しました。デジタル接点であるマイページやアプリの利用率は、ダイレクト保険が32.3%で、従来の代理店型に比べて高い傾向にあります。これにより、顧客の保険理解度向上に寄与していると考えられています。
5. 今後の継続利用意向
調査データによれば、顧客の推奨度が高いほど今後の継続利用意向も強くなることが確認されました。推奨者は平均9.4、中立者は7.8、批判者は5.9と、推奨度によって顕著な差が見られました。
まとめ
ソニー損保が7年連続でNPSランキング1位を獲得した背景には、補償内容の充実度やコストパフォーマンス、顧客に寄り添う姿勢があることがわかりました。顧客のロイヤルティを向上させるためには、さらなる改善が求められる要素も見落としてはなりません。デジタル化の進展も今後の自動車保険市場において重要な役割を果たすことでしょう。顧客満足度の向上は企業成長に不可欠で、業界全体が進化し続けることが期待されます。