新しいデジタルサービス会社「Mill-Box株式会社」を設立
株式会社ライズ・コンサルティング・グループ(以下、ライズ)と三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、2026年8月1日付で共同設立する「Mill-Box株式会社」により、素材産業および建設産業向けのデジタルサービス事業を展開します。この新たな会社では、三菱商事がこれまで提供してきたデジタルサービス「Mill-Box」と「M-Stock」を基盤に、具体的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることを目指しています。
業界が直面する課題とは?
素材産業や建設産業には現在、人手不足や環境規制への対応といった数多くの課題があります。特にサプライチェーンの複雑さが増す中で、情報が分断され、紙や手作業による業務が依然として多く見受けられます。このような状況は、生産性向上やデータ活用にとってる障壁となっているのです。
いかにして課題を解決するのか
「Mill-Box」および「M-Stock」は、三菱商事が素材産業と建設産業の課題に対処するために開発したデジタルサービスです。具体的には、「Mill-Box」はミルシート(鋼材品質証明書)をデジタル化し、業務の多くをクレジットベース上で完結させる仕組みを提供します。一方の「M-Stock」は、統計理論を活用して在庫の最適化をサポートします。
これらのサービスは2023年に導入され、現在では400社を超える顧客が利用しており、導入企業は年々増加しています。特に、大手電炉メーカーやゼネコンなど、業界の主要プレイヤーにおいてもの取り入れが進んでいます。
新会社設立の意義
新会社の設立にあたって、三菱商事とライズは持つノウハウを融合し、より安定した専門的な運営体制を整える方針です。ライズはこれまでのDXコンサルティングの経験を活かし、事業の立ち上げから支援してきました。
目指す未来像
Mill-Box株式会社は、デジタルサービスやコンサルティング事業を通して、素材産業と建設産業のデータを繋げ、業界とともに新しい仕組みを実現していくことを約束します。長年にわたって続いてきた業務のあり方を進化させることで、素材産業における「次の当たり前」を共に作り上げていくことを目指しています。
新会社概要
- - 会社名: Mill-Box株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区
- - 事業内容: 素材産業・建設産業向けデジタルサービス事業およびコンサルティング事業
- - 出資比率: 三菱商事株式会社 80%、株式会社ライズ・コンサルティング・グループ 20%
- - 設立日: 2026年8月1日
三菱商事の鉄鋼製品事業室のリーダー、荒木耀之介は、Mill-BoxとM-Stockが業界のニーズに応えるために育てられてきた事業であり、この新会社設立により、より専門的なサービス体制が整うことを期待しています。
株式会社ライズ・コンサルティング・グループの代表、松岡竜大も、今回の合弁会社設立を通じて、両社が有する知見を結集し、業界全体の競争力を強化していくことを強調しています。
業界の皆様と共に、新しい「素材産業の当たり前」を実現すべく、「Mill-Box」および「M-Stock」のサービスを展開していくための準備を進めています。