パルシステム群馬、群馬県環境賞で「ぐんま5つのゼロ宣言」実現貢献賞を受賞
生活協同組合パルシステム群馬が、令和6年度の群馬県環境賞において「ぐんま5つのゼロ宣言」実現貢献賞を受賞しました。11月13日、群馬県庁にて表彰式が行われ、反町幸代理事長が表彰状を受け取りました。
パルシステム群馬は、食品ロス削減に向けた取り組みが評価され、今回の受賞となりました。具体的には、県内の学校や教育機関と連携し、フードドライブ活動の普及啓発を積極的に推進してきた点が大きく貢献しました。
教育機関との連携による食品ロス削減への取り組み
同組合は2019年から、SDGs(持続可能な開発目標)の学習会開催などを通して、県内教育機関との連携を強化。フードドライブ活動は、子どもたちが主体的に社会的課題に取り組む学習の一環として位置づけられています。
子どもたちが自ら企画・実行することで、社会貢献活動への理解を深め、主体性を育む効果も期待できます。また、宅配商品の予備青果を県内の子ども食堂へ提供するなど、食品ロス削減に向けた取り組みは多岐にわたります。
反町理事長のコメントと今後の展望
受賞にあたり、反町理事長は「食品ロス削減には、一人ひとりの意識改革が不可欠です。学校や地域の方々の協力が、私たちの活動を支えています。日本の『もったいない』文化を大切にしながら、持続可能な地域社会づくりに貢献していきます」と、今後の抱負を語りました。
パルシステム群馬は、今後も地域団体との連携を強化し、食品ロスゼロを目指した活動を継続していくとのことです。
パルシステム群馬の取り組み事例
パルシステム群馬は、食品ロス削減以外にも、様々なSDGs関連の活動を実施しています。以下に、最近の取り組み事例をいくつかご紹介します。
7月10日:フードドライブ寄贈式
8月22日、24日:夏休み無料オンラインセミナー「SDGsってなに?」
9月13日:伊勢崎市の中等教育学校でSDGs学習会
10月3日、11日:伊勢崎市と草津町の小中学校でSDGs特別授業
これらの活動を通して、地域社会への貢献と、次世代を担う子どもたちの教育に積極的に取り組んでいます。
パルシステム群馬の概要
最後に、パルシステム群馬の概要について簡単にご紹介します。
所在地:群馬県高崎市中大類町120-11
理事長:反町幸代
出資金:10.8億円
組合員数:5万人
総事業高:60.9億円(2024年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-gunma.coop/
パルシステム群馬は、地域社会に密着した活動を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。今回の受賞は、その活動の成果を示すものであり、今後の更なる活躍が期待されます。