パナソニック「LANTERNA」が開始する次世代照明サービス
パナソニック株式会社のエレクトリックワークス社は、次世代照明「LANTERNA(ランターナ)」に新たなサービスを追加することを発表しました。この新サービスは、遠隔地から複数のLANTERNAにコンテンツを同時に配信できる「遠隔配信型サービス」で、2025年5月19日から提供が始まります。これにより、ユーザーは自由なデザインの映像演出を通じて、Well-Beingな空間の創造をさらに推進することが可能になります。
「LANTERNA」とは?
「LANTERNA」は、照明のランプシェードに映像を投影することで、個々の好みに合わせた多様なデザインを可能にします。2023年から販売が始まり、オフィスや店舗、宿泊施設などで利用されることで、空間の演出が大きく変わることが期待されています。クラウドサービスを通じて提供される映像コンテンツにより、ただの照明が、空間の雰囲気を形成する重要な要素となっています。
新たな遠隔配信型サービスの特長
今回の新サービスは、複数拠点に設置されたLANTERNAを遠隔で操作できるという点で大きな魅力があります。これまでのスタンドアロン型では、スマートフォンアプリを通じて操作を行う必要がありましたが、今後は一括でのコンテンツ配信が可能になり、情報の即時性が向上します。例えば、ニュースやイベント告知などの重要な情報をスムーズに配信できるようになります。
また、LANTERNAの画面を状況に応じて切り替えたり、連携させたりすることで、より多彩で柔軟な空間演出が実現できるようになります。イベントやキャンペーンに合わせた特別な映像表示が可能になるため、視覚的なインパクトが大幅に向上するでしょう。さらに、稼働状況やコンテンツの再生回数などの監視が遠隔で行えるため、保守管理が容易になります。これにより、実際の現場に行く必要が減り、人件費や移動費の削減にもつながります。
利用者への新たな価値の提供
パナソニックは、この遠隔配信型サービスの導入により、「LANTERNA」の利用価値をさらに高めることを目指しています。オフィス、飲食店、イベント会場、ホテルなどでのWell-Beingな空間づくりを支援し、多くの利用者の満足度向上に寄与することが期待されています。2027年には、新規契約で年間1,000台のサービス提供を目指すとのことです。
お問い合わせと導入検討
この新サービスの詳細についての問い合わせは、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社のソリューションエンジニアリング本部へと行われます。LANTERNAをスタンドアロン型から遠隔配信型に切り替えることをご希望の方は、調整作業が必要ですので、事前の確認をおすすめします。
まとめ
次世代照明「LANTERNA」の新サービスは、照明業界に新たな革新をもたらすものです。遠隔での一括コンテンツ配信機能により、従来にはない効率的な運用と多彩な映像演出が実現します。この機会に、ぜひLANTERNAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。