ＮＸ商事とスカニア、全国サービスネットワークを強化へ

ＮＸ商事とスカニア、サービスネットワーク拡大の新たな一歩

ＮＸ商事株式会社とスカニアジャパン株式会社が強力なパートナーシップを結んでいます。両社は行動を共にしながら、日本市場における販売およびアフターサービスの基盤を強化することに決定しました。この提携は、より迅速で質の高いサービスをスカニアユーザーに提供することを目的としており、今後の展望に期待が寄せられています。

パートナーシップの新しい展開

2025年12月1日より、東京エリアの現有サービス拠点が販売拠点として生まれ変わります。加えて、仙台、横浜、長野、名古屋の四箇所に新たにスカニアのサービスディーラーが設立されることが発表されました。この動きは、全国に広がるスカニアの顧客基盤に対し、単にサービスを提供するだけでなく、顧客満足度の向上を狙った重要な一手です。

約5年の協力が生んだ信頼

約五年前から、両社は協業を始め、東京エリアにおけるスカニアのサービス拠点を運営しています。この運営の中で、両社は改良されたサービスの提供体制を一緒に構築してきました。パートナーシップの拡大に伴い、スカニアの優れた製品力とＮＸ商事の全国的な物流ネットワークが結びつき、物流・輸送業界の信頼性向上に寄与することが期待されています。

売上高と国際的な事業展開

スカニアは現在、96,443台のトラックや5,626台のバスをはじめとした製品を供給しており、グローバルに100か国以上で事業を展開しています。2024年には約2,160億スウェーデンクローナの売上を記録し、その20％がサービス関連からのものであると報告されています。製品の改良やサービスの質を向上させるため、今後も研究開発を続けていくことが重要です。

スカニアジャパンの目指すもの

スカニアジャパンの代表取締役社長、アラン・スーダン氏は、「ＮＸ商事とは持続可能な輸送システムの形成を共に進めていく」というビジョンを持ち、顧客満足を最優先に考えたサービス提供を心がけているとコメントしています。また、ＮＸ商事の常務執行役員、西條久義氏も、強固なパートナーシップにより、みなさまに安全で信頼できるサービスを提供していくことを約束しています。