妊活と健康を考えるオンラインセミナーの重要性
NTTドコモおよびNTTコミュニケーションズは、健康意識の向上と相互理解を促すため、2025年2月12日にオンラインセミナー「普段の暮らしと妊活、どうつながる?健康診断から見える自分の体と心のこと~健康から考える職場づくりのいろは~」を開催しました。このセミナーは、特に不妊治療というテーマに焦点を当て、従業員に必要な知識を提供することを目的としています。
セミナーの背景と目的
このセミナーは、ドコモグループ内の不妊治療と仕事を両立させるための支援施策の一環として行われました。「プレコンセプションケアと健康を支える職場づくり」というテーマのもと、従業員の理解を深めるための基礎知識研修がeラーニング形式で実施され、その後にセミナーが行われました。これにより、不妊治療に関する知識の向上と周囲からのサポートの理解を促進します。
講師の紹介とセミナー内容
講演には、ファミワン社の代表看護師で不妊症看護認定看護師でもある西岡有可氏が登壇しました。西岡氏は、健康診断の結果が妊活に与える影響について詳しく解説し、どのように将来を見据えたプレコンセプションケアが必要かを説明しました。このセミナーは、妊活に関心のある従業員だけでなく、すべての従業員にとっても学びの機会を提供し、相互理解が進むことに寄与しました。
参加者の声と意義
セミナーの参加者からは、「不妊治療の具体的なステップや経済的な側面が分かりやすく解説されていた」というコメントが寄せられました。また、講師の優しい口調と丁寧な回答に安心感を持ったとの声もありました。これにより、セミナーが参加者にとって実践的で有益であったことが伺えます。
管理職の参加と意識改革
セミナーの第二部では、不妊治療を経験した方々によるリアルタイムの相談会も実施され、管理職も参加しました。この取り組みにより、当事者の声を直接聞くことで、管理職の意識改革が期待され、職場環境がより働きやすいものへと改善されることが期待されます。
不妊治療に対する認知度の向上
施策実施前のアンケートからも明らかなように、「不妊治療で突発的に休みが必要になることを知っている」という回答は、基礎知識研修後に51.9%から77.8%に増加しました。この結果は、妊活や不妊治療に関する相互理解を深めるための重要な一歩となりました。
福利厚生サービス「ファミワン」の紹介
ファミワンは、従業員や自治体向けの健康支援サービスを提供しており、二つの柱である「専門家によるセミナー」や「オンライン健康相談」を通じて、企業の健康経営や両立支援を促進しています。従業員は、オンラインで匿名で専門家に相談することができ、健康管理において厚いサポートを受けることが可能です。このような取り組みが、今後の働き方や健康意識の向上に寄与することでしょう。
まとめ
このオンラインセミナーは、妊活に関する知識を深めるだけでなく、従業員同士の相互理解を促進する強力なプラットフォームとなりました。今後もこのような取り組みが広がり、より多くの企業で健康的な職場づくりが進むことが期待されます。
-----------
ファミワンの詳細や福利厚生サービスについては、
こちらをご覧ください。