ベトナム航空は、最新の機材としてボーイング787-10を導入し、同社のフリートに5機目を加えました。これにより、ベトナム国内の航空業界での地位がさらに強化される一歩となります。特に、ノイバイ国際空港で行われた盛大なセレモニーは、最新機材の導入を祝う重要なイベントとして注目を集めました。
ボーイング787-10は、その斬新なデザインと性能から、航空機の中でも特に優れた性能を有しています。全長68メートルを超え、商業積載量も56〜60トン、最大航続距離は約12,000キロメートルを誇ります。この新機材は、ビジネスクラス24席、エコノミークラス343席という2クラス構成となっており、乗客に多様な選択肢を提供しています。特にビジネスクラスでは、ヘリンボーンレイアウトを採用したキャビンが前席からの通路アクセスを可能としており、プライベートで快適な空間を演出します。
ここで注目されるのは、ビジネスクラスに備えられたフルフラットシートです。最大180度リクライニングするデザインは、中長距離の旅行に最適で、シートピッチも広いため、快適に過ごすことができます。さらにエコノミークラスキャビンでは、タッチスクリーン式の個人用モニターが搭載され、日本語コンテンツを含む多彩な機内エンターテインメントが楽しめます。USBポートや収納スペースも充実しており、利便性にも優れています。
現在、ベトナム航空は約100機の航空機を運航しており、その中には5機のボーイング787-10の他にも、11機のボーイング787-9、14機のエアバスA350-900 XWBなどが含まれています。ワイドボディ機は、日本とベトナムを結ぶ主要な路線をはじめ、北東アジア各国やヨーロッパ、オーストラリア、アメリカなどの国際路線でも活躍しています。
また、夏には日本人旅客の需要が回復し、さらなる拡大が期待されていることから、日本支社では人員の増強を目的とした新たな採用活動も行っています。詳細は公式ウェブサイトの採用情報をぜひご確認ください。
ベトナム航空について
ベトナム航空は1993年に設立され、現在ではスカイチームアライアンスのメンバーとして、国内21都市と海外30都市を結ぶ計100路線を運航しています。また、最新鋭の機材を使用しており、日越間の輸送にも力を入れています。さらに、航空産業の格付け機関であるSkytrax社からは4スターに認定されるなど、そのサービス品質が高く評価されています。今後もベトナムの伝統文化を大切にしながら、世界的に名の知れた現代的な航空ブランドを目指して邁進していくことでしょう。公式ウェブサイトやMeetsVietnamなどで、サービス内容や最新情報をご覧いただけます。