フューチャーアーキテクトとエムオーエアロジスティックスが進める業務効率化
2023年7月、フューチャーアーキテクト株式会社とエムオーエアロジスティックス株式会社が提携し、航空貨物の輸出業務に先進的なOCRソリューション「Future EdgeAI」を導入しました。この取り組みは、現場業務の省力化や効率化を狙ったものであり、導入からすぐに効果が現れています。
導入の背景と目的
エムオーエアロジスティックスは、商船三井ロジスティクスグループの一員として、航空・海上の輸出入通関や倉庫物流管理を行う重要な企業です。しかし、従来の業務フローには課題がありました。例えば、貨物に貼り付けられたケースマークの情報を手動で読み取り、システムに登録する際には、多くの時間と労力がかかっていました。また、特定の作業員に業務が集中する属人化の問題もあり、業務効率を低下させていました。
新技術「Future EdgeAI」の導入により、これらの課題を解決するための標準化された業務プロセスを構築することが可能になりました。これにより、業務の一貫性が保たれ、効率的な作業環境が実現されました。
Future EdgeAIの特徴
「Future EdgeAI」は、スマートフォンやハンディーターミナルを使用して、現場で書類や伝票を即座にデータ化する技術です。手書き内容や様々なフォントの文字を高精度で読み取ることができ、摩耗やノイズ、折れ曲がりのある情報でも正確にデータ化します。この技術は、現場での迅速な対応が求められる物流業界において、非常に有効な選択肢となります。
実施と効果
プロジェクト開始から3ヶ月で、エムオーエアロジスティックスの成田ロジスティクスセンターに「Future EdgeAI」を実装しました。作業者はケースマークを撮影するだけで、必要な情報が自動的にシステムに登録されます。これにより、データ入力の時間が大幅に短縮され、業務のばらつきが解消されました。
試行運用期間を経た後、7月より本格導入が開始され、業務の効率化が実証されました。1ヶ月の効果測定では、約110時間の作業時間が削減され、顧客へのサービス品質も向上しました。
今後の展望
フューチャーアーキテクトとエムオーエアロジスティックスは今後も連携を強化し、さらなる業務効率化、クオリティ向上を目指します。また、物流業界全体が直面している労働力不足や業務の非効率といった社会課題に対しても寄与することを目指します。
この新たな取り組みは、物流業界におけるデジタルトランスフォーメーションの好例といえるでしょう。これからの物流は、技術によって支えられ、ますます進化を遂げていくことが期待されます。