パーソルテンプスタッフ、九州工業大学と包括連携協定を締結～産学連携で地域課題解決へ～

人材サービスを提供するパーソルテンプスタッフ株式会社は、2024年11月6日、国立大学法人九州工業大学と包括連携協定を締結した。

この協定は、地域社会が抱える課題を解決するために、大学と企業がそれぞれの強みを活かして協力していくことを目的としている。パーソルテンプスタッフは、人材マッチングやフォローアップのノウハウを、九州工業大学は産学連携のノウハウや独自の技術を提供し、共同研究の実現や社会課題解決に向けた新しい取り組みを推進していく。

九州工業大学は、福岡県内に3つのキャンパスを持ち、約5,700名の学生を擁している。1909年の開学以来、「技術に堪能なる士君子の養成」を理念に掲げ、数多くの技術者を輩出してきた。超小型衛星開発やロボティクス、半導体人材育成など、幅広い分野で成果を収めている。

パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、紹介予定派遣、アウトソーシングなどの人材サービスを提供する企業である。2017年7月に、テンプスタッフ株式会社から現在の社名に変更され、パーソルグループの一員となった。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、労働・雇用の課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指している。

今回の包括連携協定締結により、両者は、地域の社会課題をビジネスで解決する取り組みを促進し、大学発のアイデアに基づく新しい価値創造に取り組む。スタートアップの事業成長や地場企業の新事業創出を促進することで、地域経済の活性化と雇用創出に貢献していくことを目指している。