ぐるなびFineOrderの新機能が曲田商店に導入
株式会社ぐるなびが提供するモバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」において、株式会社曲田商店が新たな注文機能を導入したことが発表されました。この新機能は、特に高齢者や訪日外国人にとっても便利な選択肢となります。2024年12月に開始されたこの機能は、メニューブックに記載された商品番号を入力するだけで、誰でも簡単に注文ができる仕組みです。従来のタッチパネルやスマートフォンの操作に不慣れなユーザーも直感的に利用できる仕様が特徴です。
導入の背景と目的
曲田商店は、大阪を拠点に展開する「とんかつKYK」が運営する企業で、2023年2月から「ぐるなびFineOrder」を導入して以来、顧客の利便性の向上と注文率の増加が実感されてきました。この動きは、来客数の増加が見込まれる大阪・関西万博前の対応として、店舗オペレーションの効率化を目的としています。
「とんかつKYK」は、おいしいとんかつを提供することで知られており、今後、増加する来店客への迅速なサービス提供が求められることを見越しての取り組みです。自社のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることで、より良いサービス環境を提供し、スタッフがお客様へのおもてなしに専念できる状態を作ることが求められています。
新機能の具体的な特徴
新たに追加された番号入力による注文機能は、店舗内で用意されたメニューブックを参照しながら、商品番号をモバイルオーダーに入力することで注文が完了します。これにより、面倒な注文手続きを省け、よりスムーズな食事提供が実現されます。
特に高齢者や外国人にとっては、言語の壁や技術的なハードルを低くし、満足度の高いダイニング体験を提供することができます。この新機能は、実際に店舗でテスト運用が行われ、2023年3月からより多くの店舗で本格導入が予定されています。
今後の展望と企業のビジョン
「ぐるなびFineOrder」は、飲食業界に革新をもたらすパートナーとしての役割を果たしており、持続可能な社会のインフラとしての発展を目指しています。今後もこのサービスの拡充を図り、業界のデジタル化を推進していく方針です。
また、株式会社ぐるなびは、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「EARTHMART」のサプライヤーとしても知られています。このような大規模イベントを通じ、飲食業界全体の魅力を引き出し、食を通じた魅力的な体験を提供することを目指しています。
今後も「ぐるなびFineOrder」は、飲食店のDX化に寄与し、さらなるサービスの向上を実現することで、顧客満足度のさらなる向上を目指して行きます。興味を持たれている方はぜひ、曲田商店の最新サービスを体験してみてはいかがでしょうか。