今与がグランプリ受賞
2025-10-28 10:56:01

京都のジュエリーメゾン「今与」がグランプリ受賞!伝統と美が共鳴する作品の魅力とは

京都の美と伝統が結実した「今与」の受賞について



京都の高級ジュエリーブランド「今与」が、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が開催する「JJAジュエリーデザインアワード2025」において、グランプリおよび内閣総理大臣賞を受賞しました。今回の受賞作『Black & White ー 見えないものを観る』は、日本が誇る美と伝統を新たな形で表現した作品です。

受賞の背景と意義



今与は過去にも数々の栄誉を獲得していますが、今回のグランプリ・内閣総理大臣賞の受賞は特に意義深いものです。受賞報告会が行われた2025年10月27日、京都府庁にて西脇隆俊京都府知事を訪問し、地元メディアに向けて受賞の報告をしました。この場で、作品に込めた想いや製作の背景が語られ、地元のものづくりの魅力が改めて強調されました。

西脇知事は、「京都のものづくりの精神と美意識が凝縮した素晴らしい成果」と称賛し、今後の更なる活躍を期待する言葉を贈りました。役員の今西信隆社長も、受賞の喜びを語りつつ、京都の伝統と創造性が生み出した結晶としての商品の重要性を説きました。

『Black & White ー 見えないものを観る』のデザイン



受賞作品『Black & White ー 見えないものを観る』は、東福寺の龍吟庵庭園をモチーフに設定し、そのデザインは繊細な曲線と立体的な構造で表現されています。このジュエリーは“目に見えないものを観る”という日本の美の本質を体現しており、雲の合間から現れる龍を象徴的にデザインしています。

作品全体は、白色の砂と黒色の砂で構成され、陰陽や光と影、男女等の相反する要素を融合させた調和のとれた美しさが際立っています。デザインは宇宙のリズムとつながり、最終的には形を成して意味を超え、観る人の心に響きます。この小さな造形が、静けさと想像力の余白をもたらすことが願われています。

受賞作の詳細情報



受賞作『Black & White ー 見えないものを観る』は、バングル・リング・イヤーカフのセットとして展開され、以下の価格が設定されています。
  • - バングル: ¥33,000,000(税込)
  • - リング: ¥8,800,000(税込)
  • - イヤーカフ: ¥11,000,000(税込、左右セット)

これらは、K18ホワイトゴールドに黒色ルテニウムメッキを施し、ダイヤモンドとあこや真珠が華やかに輝く一品です。

日本ジュエリー協会のアワードについて



このアワードは1989年に設立され、日本を代表するジュエリーデザインのコンペティションです。多くの才能あるデザイナーが集まり、独創性や美的完成度、技術力などが評価され、受賞作品は国内外の展示会やメディアで紹介されるなど、デザイナーのキャリア形成にも大きく寄与します。

今与の受賞により、改めて日本のジュエリーの素晴らしさと、京都独自の文化が広がることが期待されています。未来への希望とともに、京都から発信される美が世界中に届くことを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社 今与
住所
京都府京都市中京区烏丸通竹屋町上ル大倉町218
電話番号

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