中小企業向けに多目的なクラウドサービスを提供
株式会社TOKAIコミュニケーションズが本日、新たにWasabi Technologies Japan合同会社のクラウドストレージ「Wasabi Hot Cloud Storage」との閉域接続サービスの提供を開始しました。この新しいサービスにより、企業や研究機関は、高速かつ安全にデータを保管・利用することが可能になります。
クラウド利用の進展
近年、クラウドサービスの利用は急速に拡大しており、企業は業種を問わずデータ化の必要性を感じています。特に、マルチクラウドやハイブリッドクラウドといった多様なニーズが増えてきている背景には、データの蓄積と分析の重要性があります。しかし、クラウドストレージは料金や性能で差があり、コストパフォーマンスが求められることが当たり前となっています。
Wasabiの魅力
Wasabiの特徴は、そのシンプルで透明な料金体系にあります。他のクラウドストレージサービスでは、性能が高いほど高額になる傾向がある中、Wasabiは統一されたストレージクラスを提供し、高性能かつ低価格を実現しています。特に、リアルタイムでのデータ保管や取り出しが可能なため、二次バックアップや業務運営上のデータ管理に最適です。
サービスの詳細
今回の「BroadLine Wasabi接続サービス」では、お客様の拠点とWasabiの間を専用線で接続します。これにより、お客様は10Mbpsから10Gbpsまでの多様な通信速度から選択でき、自社のニーズに適した通信環境を整えることが可能です。特に、大学や研究機関向けのSINETを経由した接続もオプションとして用意されており、スピーディかつセキュアな接続が期待されます。
利便性を重視した接続構成
TOKAIコミュニケーションズは、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境にも対応可能な柔軟な接続構成を提供します。これにより、顧客も自社のデータセンターサービスと他のクラウドサービスをスムーズに組み合わせることができ、業務をより効率的に進めることができます。
学術界への影響
特に学術情報ネットワークSINETを利用する大学や研究機関では、Wasabiとの閉域接続により、データ管理が格段に向上すると期待されています。これにより、研究活動の効率も向上し、より高い質の成果が得られることでしょう。具体的には、新たな専用回線を設けることなく、SINETを利用して簡単にWasabiと接続できます。
Wasabiからのエンドースメント
Wasabi Technologies Japanの取締役社長、脇本亜紀氏は、「TOKAIコミュニケーションズによる新サービスの開始を歓迎します。Wasabiはシンプルでかつ低価格、安全なストレージを提供しており、これによりさらなるお客様の選択肢を広げることができると期待しています」とコメントしています。
最後に
この新しい閉域接続サービスは、企業や教育機関においてデータの効率的な管理と活用を促進するものです。今後のサービス展開に期待が寄せられています。詳細なサービス内容についてはTOKAIコミュニケーションズのウェブサイトをご覧ください。