第21回ヘルシー・ソサエティ賞受賞者を祝福する授賞式の模様

第21回ヘルシー・ソサエティ賞の授賞式が開催

2023年10月14日、都内で行われた「第21回ヘルシー・ソサエティ賞」授賞式には、医療機関や各界の代表者が集まり、受賞者の栄誉を称えました。この賞は、2004年に設立され、健全な社会の実現と国民の生活の質の向上に寄与した方々を称えることを目的としています。

受賞者の紹介

授賞式では、教育、ボランティア、医療に従事し、人々のQOL向上に貢献した5名が表彰されました。

教育部門

木村利人氏（早稲田大学名誉教授）は、日本のバイオエシックスの先駆者として知られており、患者の権利に尽力してきました。彼の活動は日本の医療教育において重要な役割を果たしています。

ボランティア部門

故玉井義臣氏は、交通遺児支援の草分け的な存在です。彼の設立した「あしなが育英会」は、11万人以上の遺児に教育機会を提供しました。

医師部門

小井土雄一氏（国立健康危機管理研究機構）は、災害医療の発展に寄与し、DMATの初代事務局長として活躍してきました。

医療・看護・介護従事者部門

佐藤美穂子氏（日本訪問看護財団理事）は、訪問看護制度の整備に尽力し、実際の医療現場での支援を行っています。

時事部門

最後に、永田久美子氏（認知症介護研究・研修センター副センター長）は、高齢社会における認知症ケアの推進に尽力し、共生社会の実現に向けた活動をしています。

対話と敬意

授賞式では、日本看護協会会長の秋山智弥氏が、受賞者への感謝と敬意を表し、健康なコミュニティの構築への貢献を称賛しました。また、日本イーライリリーのシモーネ・トムセン社長も、受賞者の努力に深い敬意を示しました。

ヘルシー・ソサエティ賞とは

この賞は、健全な社会の実現に向けた活動を広く奨励し、一人でも多くの人々が支援の手を差し伸べられる社会を目指すものです。

参加者たち

授賞式には、多くの政策関係者、アカデミアの研究者、メディアなどが参加し、受賞者の努力を称える場となりました。後援には、各省庁や職能団体のサポートも得ており、賞の重みを感じさせました。

本授賞式は、受賞者がたどったその道のりを知り、未来の社会貢献活動の大切さを再認識する貴重な機会となりました。今後もヘルシー・ソサエティ賞の活動を通じて、より良い社会の実現を期待したいと思います。

会社情報