第9回「忘れられない看護エピソード」作品募集開始
公益社団法人日本看護協会は、第9回「忘れられない看護エピソード」の作品募集を発表しました。このコンクールでは、看護に関連する心温まるエピソードを一般から募集し、優れた作品を発表することを目的としています。
コンクールの概要
このコンクールは看護の重要性を再認識してもらうために、さまざまな思い出や体験を両部門で集めています。具体的には、看護を提供する側の視点からの「看護部門」と、看護を受ける側の視点からの「一般部門」の二つの部門があります。前回、第8回には3,439件もの応募があり、受賞作品は特に印象的なエピソードが数多く寄せられました。
応募の詳細
応募期間は2018年11月1日から2019年2月1日まで。応募条件は、現在または過去に看護職に就いていた方と、国内に住む一般の方々で、エピソードは800字以内にまとめる必要があります。作品には必ずタイトルをつけてください。
最優秀賞に選ばれると、各部門において賞金が授与され、特に選ばれた作品は楽曲および映像化されます。この楽曲は、現役看護師でありシンガーソングライターとしても活動する瀬川あやかさんが制作します。
特別審査員と作品審査
特別審査員には著名な脚本家、内館牧子氏が就任します。彼女は、多くの受賞歴がある実力派であり、看護エピソードの特別審査員としてその経験を活かした公正な審査を行います。また、厚生労働省や看護協会の関係者も審査に携わります。
前回の受賞作品とその影響
第8回の最優秀賞を受賞した一般部門の作品「ナースの頑固道」では、摂食障害の妊婦と看護師との感動的な交流が描かれています。この作品がショートムービーとして映像化され、視聴者に深い感動を与えました。受賞作品は、看護の肉体的・精神的な影響について考える良い機会を提供します。
「看護の日」に寄せて
5月12日が「看護の日」とされているのは、近代看護を確立したフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんでいます。この日を含む週間は、全国各地で看護に関連する様々なイベントが開催され、看護に対する感謝の気持ちを新たにする期間となります。今回のコンクールもその流れの中で位置づけられています。
参加方法
詳しい応募要項は、日本看護協会の公式ウェブサイトで確認できます。思いのこもった看護エピソードを通じて、共感を呼び起こし、看護職の重要性を再認識する機会としてください。応募締切は近づいていますので、興味のある方は早めの応募をお勧めします。
【公式URL】
日本看護協会
この機会に、あなた自身の記憶に残る看護のエピソードを語り、多くの人々とその感動を共有してみてはいかがでしょうか。