ヴァシュロン・コンスタンタンのユニークピース、日本神話にインスパイア
スイスの高級時計ブランド、ヴァシュロン・コンスタンタンが、日本の神話からインスピレーションを受けた特別な時計「レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター - 風神 -」と「雷神 -」を、東京・銀座の本店にて特別展示することが決まりました。この展示は、2022年11月22日から12月1日までの期間限定で開催され、同ブランドの卓越した職人技と日本文化の深い関係を示す貴重な機会となります。
ホモ・ファーベル展での発表
本展示は、ヴェネチアで開催された「ホモ・ファーベル」展に合わせたもので、この展覧会では様々な職人技が紹介されます。ヴァシュロン・コンスタンタンは、時計製造、エナメル、エングレービング、ジェムセッティングの分野において、高い技術力を持つ職人たちと共に参加し、特に日本の伝説や神話を題材にしたユニークな作品を発表しました。
さまざまな分野の芸術的な職人技を称えるこの国際的な展覧会において、ヴァシュロン・コンスタンタンは日本の伝統工芸に対する敬意を表し、1世紀以上にわたる日本との結びつきを讃える作品を生み出しました。特に、展示中の屏風は、フランス・ルーヴル美術館の職人が手がけたもので、風神と雷神をモチーフに表現されています。
独自の装飾技術
今回の特別展示では、同社の「メティエ・ダール」コレクションも登場し、日本の伝統技術である蒔絵を使ったタイムピースが紹介されます。特に、2011年の「鯉と滝」と2014年の「春」など、精緻な漆塗り技術が息づく作品が見どころです。この展示を通じて、時計工芸と日本の美意識を感じていただけることでしょう。
日本の神話と時計製造技術
「レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター」は、特に日本の神話を忠実に反映した作品で、俵屋宗達の17世紀の屏風画から着想を得て製作されました。この時計のダイヤルには風神と雷神が描かれ、手作業によるエナメルやエングレービング技術により、芸術的な美しさが創出されています。
また、ムーブメントには時計愛好家に親しまれているキャリバー1731を採用。ケースの装飾には、熟練のジェムセッティング技術が施され、豪華な仕上がりとなっています。特に、風神のモデルはグリーンのアリゲーターレザー、雷神モデルにはバーガンディのアリゲーターレザーが用いられ、製品としての存在感を高めています。
体験できる展示の詳細
この特別展示は、ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店で行われ、来場は事前に電話での空き状況確認が必須です。日本の神話と職人技が融合したこの貴重な機会をお見逃しなく。
展示の概要
- - 期間:2022年11月22日(火)~12月1日(木)
- - 場所:ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店
- - 住所:東京都中央区銀座4-3-9 2F
- - 電話:03-6862-1755
- - 営業時間:月曜日から日曜日 12:00~20:00
スペシャルムービー
この度の展示に関連するムービーも公開されています。制作工程や職人の技術を間近に体験できる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
今回の特別展示は、日本の文化と時計製造技術の融合を体感できる貴重な機会です。ぜひお越しください。