武正晴監督の映画エッセイが刊行!
2020年1月30日、映画監督の武正晴が手掛ける初の映画エッセイ『映画があってよかったなあ監督・武 正晴の洋画雑記』が発売されました。この本は、監督としての彼のキャリアを支える源であり、幼少期から影響を受けた作品についての深い考察を盛り込んでいます。特に、彼が18歳から19歳のころに観た映画が中心となっており、その時期に感じた映画の魅力が語られています。
映画との出会いの瞬間
武監督は、自身が映画の魅力にどれほど心を揺さぶられたかを、詳細に描写しています。当時の想い出と共に、自らの作品にどうつながっていったのか、観る者にとっての映画の意味を深く掘り下げています。本書には、57本の厳選された映画が収録され、その選定理由や印象も述べられています。これは、武監督の映画に対する情熱が込められた作品群です。
映画談義といった深だるさ
巻頭には、監督自身の要望によりデビュー作『ボーイ・ミーツ・プサン』で主演を務めた柄本佑との対談が収録されており、映画の制作の裏側や思い出を振り返る貴重な機会となっています。共に映画を愛する二人の熱い映画談義は、読者にとっても感動的なひと時を提供してくれるでしょう。
武正晴のプロフィール
武正晴(たけ まさはる)は1967年に愛知県名古屋市で生まれ、明治大学の文学部演劇学科を卒業後、フリーの助監督として多くの作品に関わりました。自身のデビュー作『ボーイ・ミーツ・プサン』から数多くの映画を手がけ、特にNetflixの『全裸監督』では総監督として名を馳せました。彼の作品は、独自の視点と感性が色濃く表れています。
本書に含まれる作品一覧
本書には数多くの著名映画が収載されていますが、その中には『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)、『ダイハード』(1988)、『ブレードランナー』(1982)など、時を超えた名作が含まれています。これらの作品に対する武監督の感想や思い入れは、単なる映画紹介にとどまらず、彼自身の成長と映画に対する愛情を如実に表しています。
まとめ
思い出深い映画作品を通じて、武正晴監督が自身の創作活動とどのように向き合ってきたかが描かれた『映画があってよかったなあ監督・武正晴の洋画雑記』。映画に対する彼の真摯な姿勢は、多くの映画ファンだけでなく、作り手たちにも響く内容です。映画の魅力を再認識させてくれる本書を、ぜひ手に取ってその思いをお楽しみください。
書籍情報
- - タイトル: 映画があってよかったなあ監督・武 正晴の洋画雑記
- - 発売日: 2020年1月30日
- - 判型: A5判368ページ
- - 定価: 本体2,200円+税
- - ISBN: 978-4-7683-1290-2
- - 出版元: 株式会社玄光社
- - URL: 玄光社公式サイト