サステナブルな挑戦
2025-04-11 15:21:50

アルバルク東京との提携で実現するサステナブルな未来への挑戦

アルバルク東京との提携で実現するサステナブルな未来への挑戦



概要


東洋製罐グループホールディングス株式会社は、トヨタアルバルク東京株式会社とサステナブルパッケージパートナー契約を結びました。この契約により、2025年秋に開業する新たな「TOYOTA ARENA TOKYO」において、環境に配慮した飲料や食品の容器を使用し、リサイクルステーションの設計を進めていきます。目指しているのは、アリーナ内からごみを一切出さない持続可能な運営です。

契約の背景


2022-23シーズンからアルバルク東京との間でSDGsパートナー契約を結び、リサイクル可能なアルミカップや紙コップの導入を進めてきた東洋製罐グループ。この取り組みは、アリーナ内でのリサイクル効率が向上し、紙コップの認知度も高まる中で進化を続けています。現在では、紙コップの回収率が23.9%から38.1%に上昇しました。これを受け、2024-25シーズンからは食品用紙カップの回収実験も始められました。

新アリーナとFFカップ


「TOYOTA ARENA TOKYO」では、東罐興業株式会社が開発した新しいタイプの紙カップ「FF(Film Forming)カップ」が世界初めて採用されます。このカップは、内部にポリエチレンのフィルムを圧着することで、汁物や油物が浸透しにくく、さまざまな食品に適しています。また、消費後にフィルムを剥がすことが可能で、リサイクルにも対応します。

リサイクルステーションの設計においては、利用者が簡単に捨てられるデザインにしながら、回収業者が収集しやすいような工夫も凝らされています。このような取り組みが、混合ゴミのリサイクルを効果的に進めるための重要な要素となります。

FFカップの実証実験


FFカップは代々木第一体育館で実施された実証実験を通じて、実際のリサイクルが可能であることが確認されました。2025年の実験では、提供された480個のカップのうち171個が回収され、回収率は35.6%を記録。続く試験ではさらに提供数を増やし、回収率は40.9%に達しました。

「CUP to CUP」への挑戦


東洋製罐グループは、洗浄および回収のプロセスを推進し、紙コップの水平リサイクルを可能にする社会を目指しています。ファンの皆さんには自らカップを洗浄する「Re-CUP WASHER」を使っていただき、そのリサイクルが促されていきます。この再生紙コップは、実験に協力した参加者に配布される予定です。

両社長のメッセージ


東洋製罐グループの大塚一男社長は、使用済み容器を“資源”として捉え、リサイクルの意識向上を強調しています。一方、アルバルク東京の林邦彦社長は、サステナビリティをテーマに掲げ、さらなるリサイクルの促進を約束しています。

今後の展開


最後に、東洋製罐グループは「OPEN UP! PROJECT」を通じ、持続可能な未来を目指しています。これからもアルバルク東京と共に、リサイクルの新たな挑戦を続けていくことでしょう。環境保護を意識した新たなアリーナでのアクティビティが、次世代のサステナブルな社会を形作る礎となることを期待しています。


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会社情報

会社名
東洋製罐グループホールディングス株式会社
住所
東京都品川区東五反田二丁目18番1号大崎フォレストビルディング
電話番号
03-4514-2000

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