イオンモールむさし村山に「mamaro」が登場
2025年10月29日(水)、東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山に新たに導入されるのは、授乳や離乳食、おむつ替えが可能な設置型ベビーケアルーム「mamaro」です。このベビーケアルームは、Trim株式会社(本社:横浜市中区)が開発・販売を手がけており、全国各地での設置が進んでいる注目のサービスです。
「mamaro」とは?
「mamaro」は2017年に登場し、これまでに全国の公共施設や商業施設に約800台が設置され、利用回数は150万回を超えました。このベビーケアルームは、既存のスペースを活かして工事不要で設置できる点が大きな魅力です。個室型で施錠が可能なため、性別にとらわれず誰でも安心して利用できることで、ジェンダー平等を推進する取り組みにも寄与しています。
利便性と快適さが両立
「mamaro」は、小さめの個室にコンパクトに収まるサイズ感で、畳一畳ほどのスペースでの利用が可能です。具体的なサイズは、室内の高さが190cm、幅180cm、奥行90cmで、十分なスペースを確保しつつも、あらゆる場所に設置できる柔軟性があります。また、ソファやモニター、コンセントなど、赤ちゃんのお世話に必要な設備がしっかり整っています。
さらに、スマートフォンアプリと連携することで、リアルタイムでの利用状況の把握や、利用者データの収集が可能となっており、サービスの改善にも役立っています。
スマート東京に向けた取り組み
このプロジェクトは、東京都が推進する「Be Smart Tokyo
」のもと、スマートサービス実装事業の一環として行われています。東京都では、先端技術を活用した便利で快適な都市づくりを目指しており、特に社会課題の解決に向けてインクルーシブなサービスを推進しています。この「mamaro」の導入により、赤ちゃんを抱える家族の利便性が大きく向上し、社会全体の快適さにも寄与することでしょう。
導入企業と背景
本取り組みは、TIS株式会社の支援のもとで行われています。TISは、金融、産業、公共、流通サービスなど多様な分野でITサービスを提供し、50年以上の経験を持つ企業です。彼らの技術力によって、効率的なサービス提供が実現され、関わる組織の成長を支えています。
まとめ
イオンモールむさし村山に導入される「mamaro」は、これからの赤ちゃんケアの新たな形として注目されています。安全で快適な環境を提供し、全ての家族が気軽に利用できるこのサービスは、多くの人々の生活を豊かにすることでしょう。利用を希望する全ての方々にとって、貴重な場所となることが期待されます。今後の展開にもぜひ注目してみてください。