丸紅情報システムズ、Check Point Infinityプラットフォームを新たに取り扱い開始
最近、サイバー攻撃が急増し、企業にとっての脅威がますます深刻になっています。その一環として、丸紅I-DIGIOグループの丸紅情報システムズ株式会社(MSYS)が、イスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)との代理店契約を締結し、「Check Point Infinityプラットフォーム」の販売を開始しました。
1. サイバー攻撃の現状
ランサムウェアなどのサイバー攻撃は、数多くの企業に影響を及ぼしており、攻撃件数は前年比でなんと44%も増加しています。このような脅威は、単なるシステム障害や業務の遅延だけでなく、企業の事業継続を脅かし、サプライチェーン全体に影響を与えるまでに及んでいます。この現状の中で、各産業におけるデジタルトランスフォーメーションは加速する一方で、セキュリティ対策の範囲と内容はますます複雑になっています。
加えて、サイバーセキュリティの専門家不足も深刻な課題となっており、企業はセキュリティ対策の実施と運用において、より多くの困難に直面しています。これらの課題の中、企業は迅速に変化するセキュリティ脅威への対応、コストパフォーマンスの優れた投資判断、総合的な保護の実現を必要としています。
2. Check Point Infinityプラットフォームの概要
チェック・ポイントは、サイバーセキュリティを強化するための新たなプラットフォームとして「Check Point Infinity」を発表しました。このプラットフォームには、次世代ファイアウォールや多様なクラウド環境向けの先駆的なセキュリティ機能が備わっています。さらに、ハイブリッドワークを支援するクラウド型のEメール、コラボレーションツールへの高度なセキュリティ機能をAPIを介して提供します。
特に注目されるのが、XDR(Extended Detection and Response)や生成AIを活用したAI Copilotの導入です。これによりセキュリティ運用の負担が大幅に軽減され、企業ごとの特有のセキュリティニーズに合わせたカスタマイズされたソリューションが可能となります。
3. 丸紅情報システムズの役割
MSYSは、顧客の規模や業態、セキュリティ体制の成熟度に応じた提案を行い、既存製品とCheck Point Infinityプラットフォームを組み合わせることで、顧客の様々なセキュリティ課題の解決に貢献します。これにより、企業はますます複雑化するセキュリティ環境でのリスクを軽減し、ビジネスの継続性を確保できるのです。
4. チェック・ポイントの声
チェック・ポイントの社長である佐賀文宣氏は、丸紅情報システムズとの提携を非常に嬉しく思っており、両社の強みを活かして日本企業のサイバーセキュリティの強化に貢献できることを期待しています。「You Deserve the Best Security」という理念のもとで、チェック・ポイントは丸紅情報システムズと連携し、より安全なデジタルトランスフォーメーションを推進していく意気込みを示しています。
5. まとめ
丸紅情報システムズが取り扱うCheck Point Infinityプラットフォームは、ますます厳しさを増すサイバーセキュリティの課題に対する強力なツールとなります。企業はこのソリューションを活用し、自社のセキュリティ体制を強化することが求められています。ご興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。