鈴与株式会社、国土交通大臣表彰受賞
2024-12-25 11:30:49

鈴与株式会社、国土交通大臣表彰を共同受賞!持続可能な物流モデルの実現へ

鈴与株式会社、国土交通大臣表彰を共同受賞!持続可能な物流モデルの実現へ



令和6年度に開催された「グリーン物流パートナーシップ会議物流パートナーシップ優良事業者表彰」において、鈴与株式会社は、アース製薬や大塚倉庫、岐阜プラスチック工業など、合計11社と共に国土交通大臣表彰を受賞しました。これは、物流業界における環境負荷の軽減と効率的な輸送手法を模索し、実現した成果として評価されています。

物流業界の現状と課題



現在、物流業界は乗務員の労働時間規制強化「2024年問題」と環境負荷軽減という二つの大きな課題に直面しています。これらの課題を解決するためには、業界全体での協力が欠かせません。今回の受賞は、その協力の成果の一つと言えるでしょう。

共同受賞の意義



今回、鈴与株式会社を含む11社が共同で表彰を受けました。これは、各社がそれぞれの立場で物流効率の向上に取り組んだ結果です。特に、異業種の企業が連携して、持続可能な物流モデルの構築に寄与した点が高く評価されました。

ケースプラン1: フェリーを活用した混載輸送



特に注目すべきは、フェリーを利用した輸送手法です。九州と関東を結ぶルートにおいて、複数の企業が製品を混載輸送することで、車両台数を削減しました。具体的には、年間で31.2トンのCO2を削減し、ドライバーの拘束時間も250時間削減したとのこと。また、この取り組みはスケジュールの調整により、安定した運行が実現されています。

ケースプラン2: 食品配送の効率化



次に、食品配送の効率化に関する取り組みがあります。神奈川県に食品専用の物流拠点を設け、幹線輸送を効率化。共同配送を導入した結果、なんと年間で538.1トンのCO2削減に成功しました。ドライバーの拘束時間も年間10,916時間も短縮されたとのことで、持続可能なモデルへの進展が明確に現れています。

今後の展望



受賞の際に鈴与株式会社の代表は、業界全体の協力を強調しました。今後も1.1mパレットの統一やボックスパレットの使用を通じて、モジュール化された輸送手法の確立を目指していくとのこと。また、事前出荷通知(ASN)の活用により、納品作業の効率化も図るとしています。この取り組みにより、物流業界のさらなる効率化と環境への配慮が進むと期待されています。

持続可能な物流の実現には、参加企業の結束と新たなアイデアが不可欠です。鈴与株式会社はこれからも持続可能な社会の実現に向けて、他の企業と協業し、課題解決に取り組んでいく姿勢を示しています。


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会社情報

会社名
鈴与株式会社
住所
静岡県静岡市清水区入船町11-1
電話番号

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