ジェネシスとScaled CognitionがエージェンティックAIでのCX向上に向け提携
ジェネシスとScaled Cognitionの提携
2025年10月16日、アメリカ・サンフランシスコにて、カスタマーエクスペリエンス(CX)を革新するための戦略的提携が発表されました。AIを駆使して顧客体験のオーケストレーションでリーダーシップを誇るジェネシスと、ラージ・アクション・モデル(LAM)を開発するScaled Cognitionが手を組むことで、信頼性の高いエージェンティックAIが実現されます。
エージェンティック体験の強化
両社のコラボレーションは、Genesys Cloud™プラットフォームを基盤に据えており、顧客に信頼できる体験を提供する能力を高めます。具体的には、Scaled Cognitionへの出資を通じて、より深い共同イノベーションを目指します。これにより、企業は自律的なエージェントを導入しやすくなり、複雑なタスクを的確に処理できるようになります。AIと人間のチームが協力し合いながら実行されるこれらのシステムは、コンプライアンス要件にも対応しつつ、信頼性が高いとされています。
独自のHYBRID技術の強み
Scaled Cognitionが開発したAgentic Pretrained Transformer(APT-1)LAMは、従来の大規模言語モデル(LLM)を超えたハルシネーションの排除と、企業ポリシーへの合致を特徴としています。この革新的技術により、企業はビジネスの決定を促進し、顧客体験を予測可能で透明性のあるものに変えることが可能となります。
未来のエージェンティックAI
ジェネシスのChief Product Officerであるオリヴィエ・ジューブは、「このパートナーシップは、私たちのエージェンティックAIに対するコミットメントを強化するものです。企業の顧客ロイヤルティと運用効率を向上させるシステムを提供することで、エージェンティック時代をリードしていきます」と語っています。
Scaled CognitionのCEO、ダン・ロス氏は、「ジェネシスとの連携によるこの成果は、カスタマーエクスペリエンスの分野における大きな進化を意味します。両社はブランド価値を守りながら、世界中の企業がエージェンティックAIの可能性を最大限に引き出せるよう支援します」と述べています。
エクスペリエンス・オーケストレーションの次のステップ
今年初め、ジェネシスはGenesys Cloud™ AI Studioと、その新機能であるAI Guidesを発表しました。これにより、企業はノーコードで半自律的なAIエージェントを設計し、展開することが可能になりました。この新機能は、企業が遵守すべきポリシーや法規制を反映したもので、エージェンティックAIの導入を加速させるものです。
両社は今後、Genesys Cloud AIの高度な機能とScaled CognitionのLAM技術とを融合させ、バーチャルエージェントの信頼性と透明性を一層高めていく方針です。
さらに広がるエージェンティックAIの可能性
この提携は、AIの未来に対する新たな展望を開くものでもあります。今回の協業を通じて、エージェンティックAIの活用範囲がさらに広がり、企業は顧客体験をより豊かに、よりパーソナライズされたものへと進化させることが期待されています。従来のビジネスモデルにおいては導入が難しい複雑な決定をAIがサポートすることで、人間とAIの新たな協働の形を見せてくれるでしょう。
文脈を持ったAI技術の革新が私たちのビジネス環境をどのように変えるか、今後も注視していく必要があります。
会社情報
- 会社名
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Genesys Cloud Services, Inc.
- 住所
- 東京都港区虎ノ門神谷町トラストタワー23階WeWork内
- 電話番号
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03-5989-1300