日経平均と保有銘柄の乖離
2025-11-12 09:26:39

個人投資家必見!日経平均株価と保有銘柄の乖離を解説

個人投資家必見!日経平均株価と保有銘柄の乖離を解説



最近、多くの個人投資家が日経平均株価の上昇にもかかわらず、自身の保有銘柄が上昇しないことに戸惑いを感じています。今回は、あすなろ投資顧問が行った独自の統計分析を基に、その理由を明らかにします。

1. 個人投資家の疑問


日経平均は上昇を続け、中国経済や米国の利下げのニュースが報じられる中、多くの投資家は「なぜ私の保有銘柄は上がらないのか?」という疑問を抱いています。これに対し、あすなろ投資顧問は長年のデータを基に分析を行い、具体的な数値を示しながら説明します。

2. 日経平均との連動性


今回の分析の結果、95%以上の中小型株の動きは日経平均株価とは無関係であることが分かりました。これは、個別銘柄が市場全体の動き以上に自身の業績や成長性などの「固有の要因」によって左右されることを示します。

2.1 中小型銘柄の分析


特に中小型グロース銘柄に関して、具体的なデータを見ていきます。以下にいくつかの銘柄とその日経平均による説明力を示します。

銘柄コード 銘柄名 日経平均による説明力(決定係数)
-------------
2334 イオレ 0.3%
2586 フルッタフルッタ 3.0%
3905 データセクション 1.5%
4935 リベルタ 4.4%
6574 コンヴァノ 0.0%
7776 セルシード 3.7%

これらの数値から明らかになるのは、個別銘柄は市場全体の動きとは無関係に、自身の事業内容や新技術、需給バランスに応じて価値が変動するということです。これが、個人投資家が抱えるギャップの原因にもなっているのです。

2.2 大型銘柄との対比


一方で、日経平均株価を構成する大型株に目を向けると、大きな連動性が見られます。以下は、日経平均への寄与が高い大型銘柄のデータです。

銘柄コード 銘柄名 日経平均による説明力(決定係数)
-----------
6857 アドバンテスト 約50.4%
9984 ソフトバンクグループ 約55.3%
9983 ファーストリテイリング 約53.0%

これにより、これらの大型銘柄は日経平均の動きを大きく反映する傾向にあり、投資判断においては思考の基点が異なります。

3. 中小型株投資の注意点


中小型株に投資する際は、市場の動向に右往左往せず、各銘柄固有の要因に着目することが重要です。市場全体の動きに惑わされることなく、各企業のファンダメンタルや成長性を基に判断知識を深めていくことが必要です。今回の分析結果はその基盤を提供して考察を促すものであり、投資判断に役立つ情報を届ける狙いがあります。

4. 今後の展望


あすなろ投資顧問は、今後も多角的な視点から市場データと個別銘柄分析を行い、投資家の皆様に有益な情報を提供していく所存です。個別株投資の成功を収めるため、今後も市場のマクロ動向と個々の銘柄の動向を注視し続けていきます。

私たちの努力が、皆様にとっての投資の知恵に繋がることを願っています。引き続きのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。


画像1

会社情報

会社名
株式会社あすなろ
住所
東京都港区赤坂5-2-33IsaI AkasakA411
電話番号
03-6459-1195

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。